脱線したD51498
とうとう石破首相が辞任。特段、肩を持つつもりもないが、クソの如き麻生をはじめとする自民党議員のバカさ加減には辟易した。
まあ、次期衆院選では今回の無様なプロセスを忘れないクレバーな有権者からの支持は得られず、「解党的」状況に追い込まれることを期待したい。
特に有力な次期首相候補が(今のところ)保守色の強い高市とおつむの弱い小泉ジュニアでは、外交をはじめとして日本という国が恥をかくのはまず確実。現官房長官の林芳正ならいくらかマシかもしれないが(この男も過去にいろいろあって取材に関わったことがあるが)、高市、小泉なら先が見えている。ならば彼らが間違いなく引き起こすであろうみっともない失態を「バラエティショー」と割り切って嘲笑いながら楽しんでいくのも一興だ。
これで総裁選に向け人事をめぐる動きが活発化して、さらに政治の空白が長引くことになったわけ。次期政権で入閣する連中がニヤニヤしながら首相官邸に入る姿はきっと醜悪だろう。ともあれこれが我が国の国会議員のレベルだということが強烈に証明された。
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今月は富山、金沢に行き温泉や食事を楽しんでくる予定。滅多に行くところではないから私鉄電車(富山地方電鉄など)でも撮るかもしれないが、それもあくまで気分次第。2017年の4月に永平寺に行った際はまだ鉄道撮影に対する情熱が些かなりとも残っていたから、長いレンズを使って前面アップの写真を撮ってきたが、今となってはそんな拘りもなくなってしまって近々入手する短いレンズで現地に行った「アリバイ」程度の記録でも残せれば良しとしたい。撮影を目的とした旅は10月下旬の知床旅行に重きを置くことになる。
その知床。現地のことを甘く見ていた登山者がクマに襲われて死亡したため、これまで立ち入ることができた地区もどうやら規制されそうな気配が濃厚。
しかし「知床」と言っても流氷がない季節の観光は景色を眺めるのがせいぜいで、あとは気軽に歩ける遊歩道で知床五湖や山をめぐり、シカとキツネに出会えれば大抵の人は満足しているようだが正直、これだけでは国内のほかの観光地と大差ない。景色にしても群を抜いて素晴らしいというわけでもなく、本当に知床に行って「良かった」と喜ぶのは山や船から野生動物に会えたとき。それを過度に規制してしまえば知床独自の良さがスポイルされてしまうように思う。
クマによる事故が起きて危険だからと、これまで普通に行けた場所まで立ち入り禁止とするならば、各地で相次ぐ登山事故や暑い季節の水の事故なども同様で登山禁止、遊泳禁止とすべきだし、かたや社会問題化している「歩きスマホ」やカーナビに手を加えて運転中でもテレビが見られるようにするバカなども放置されているのだから、丸腰でクマの生息域に入っていった人が事故に遭ったとしても、これまで通りで良いではないか。
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JR東日本のD51498がご難続き。GV-E197系とかいう面妖な動力車(?)に引きずられて動輪を損傷したと思えば、今度は修繕後の試運転でテンダー台車が脱線。上越線が運休となり利用者が多大の迷惑を被った。
あまり関心がなかったものの、先月24日の鉄道仲間の宴会ではGV-E197系との件は運転上のヘマではないかとの話を耳にしたが、そうだとしたら今回も「ひょっとしたら…」という疑念が湧いてしまう。今回の脱線は動輪ではないから、おそらく別の原因なのかもしれないが立て続けにトラブルならお祓いでもしてもらった方が良いのではないかと感じてしまう。
今後、原因が解明されて新たな発表があるまで軽々なことは書けないものの、JR北海道で脱線事故が相次いだことと重なる印象も受けた。
でもまあ「現役」とは言えない保存蒸機。遊園地のおとぎ列車の機関車と大差ない存在だから、いつ終わりになっても仕方ないけどね。













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