黒部峡谷鉄道の電機と新たなレンズ
黒部峡谷鉄道で使ったレンズは100~400ミリと24~120ミリの2本のズームレンズ。ほかに、ツキノワグマやカモシカが現れないかと期待して念のため600ミリのPFは持参したが、最後まで出番はなくボディもZ8のみ。決して軽くはないが北海道に行くときはこのほかにZ9と400ミリ F2・8もあるのだから5キロ以上は軽量化することができた。
北陸新幹線の宇奈月黒部温泉駅(こういう長い駅名は愛着が湧かない)で下車するとレンタカー店のすぐ横に黒部峡谷鉄道の古い凸型電機が保存されており、さっそく購入したばかりの24~120ミリを初使用。これまではFマウントの24~70ミリ F2・8をアダプターを介して使っていたから重量バランスも悪かったが、Zマウントのレンズとなって使い心地は抜群。もっと早く導入するべきだったと感じながら道沿いを走る富山地方鉄道の電車を撮りながら目的地の宇奈月温泉へと車を走らせた。
上の写真は宇奈月温泉駅近くのビューポイントで撮ったもの。観光客も立ち止まって列車を撮る場所で絵葉書写真のようだが、新型ズームの性能を試すにはかっこうのロケーション。
撮影直後に画像をモニターで確認しただけで解像力の高さを思い知ったが、Fマウントの24~70ミリを大きく凌ぐキレ味にZマウントレンズの素性の良さを実感することができた。普段はこんなロングの写真は撮りたいと思わないものの、画面の周辺部にまで行き渡る気持ちの良い画質を見てしまったおかげで、ここに長居してしまった。
これからの鉄道写真は景色を多く入れたロングの風景写真的なものばかりが台頭してくるだろうが、このズーム域なら非常に便利なことは間違いない。加えてトリミングしていった時の解像度もズームとしてはなかなかで、オールマイティに使えるものとしてかなり重宝するだろう。古いレンズを我慢して使っている方は早々に買い替えないと時代に取り残されること間違いなし。
旅行最終日の9月28日は金沢に出た。妻が高校生時代の一時期を過ごした街で、これまでにも数回訪れているから今さら兼六園などを見ることもなかったが、とにかく外国人観光客の多さは予想以上で驚いた。有名な近江町市場などは年末の上野・アメ横のような盛況で、野菜を買おうと立ち寄ってはみたが簡単に弾き出されてしまった。
もともと金沢市民の台所的商店街だが観光地と化し地元の人など見当たらない。以前訪れた時よりも野菜や魚の価格も上がっているように見え、次に行くことがあっても寄ることもないだろう。
ただ宿泊したホテル「山楽」はちょっぴり上等な部屋を予約したこともあり抜群。東京で同等の部屋に泊まったら1人一泊¥100000ほどしてもおかしくない。もちろん料理も部屋も素晴らしかったがラウンジがまた格別で、次回はここを根城に周辺を回ってみようと決めている。
歴代首相の中で「こんな奴が!」と思った人は多々いるが、中では宇野宗佑、森喜朗、鳩山由紀夫、菅直人が際立っていたように思う。海部俊樹や麻生太郎も忘れられないが、とにかくこの4人は図抜けたアホだった。具体例を挙げると書ききれないが、とにかくリーダーとして、いや日本人として情けなくなるような面々。歴代首相の人気投票ではなく不人気投票をやったら、4人とも確実に5位までにランクインするのではないかと想像する。
しかしここへきて、いよいよ彼らすら凌駕するであろう面白そうな「大物」が現れそう。あえて誰とは書かないが国民の多くが予想している人物。ろくに経験もなく自分の頭で考えられず面白い発言を繰り返す傀儡野郎だ。新聞各社はいつ辞めることになってもいいよう、(辞任するときの)予定稿まで用意しているはず。
ちなみに「予定稿」とは、例えば高齢の有名人や皇族らが亡くなったときに直ちに紙面に印刷できて号外も出せるよう、あらかじめ作成しておく記事。
悪いことは言わない、まだ着手していない社は早めに準備しておいた方が良いと思う。














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