いまだに片が付かない石破首相の進退。物価対策や関税問題など喫緊の課題が山積しているというのに国民を無視して権力闘争に明け暮れている自民党議員のバカさ加減には反吐が出そう。各報道機関の世論調査でも「石破は辞める必要がない」という意見が多いのにどこ吹く風。いっそ静岡県伊東市の市長のように衆院を解散したら、自民党は議席をさらに大きく減らし衰退して「ケガの功名」になりそうな気がするし、もはやそこまでやらなければ政治はまっとうなものにならないのではないか。石破問題で「自民党はいったん野に下るべき」と言っていた議員もいたことだし、是非そう願いたい。
しかし自民党の長老って、どうしていつまでも「老害」をまき散らすのだろう。いい年を偉そうにいつまでも影響力を誇示しようと、ふんぞり返って党内を混乱させてばかり。見ているだけでも不快な麻生をはじめ、最近では森喜朗や幹事長だった二階など、もっと遡ればいくらでも名前を挙げられるが、こいつらの行動や言動が伝えられるたびに正直「早く死ね」と言いたくなってしまう。
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気がついたら今年もマクドナルドの「月見バーガー」の季節。まだまだ暑くて月見気分ではないものの、毎年楽しみにしている者としては後ほど自宅から徒歩数十秒の店舗で「初物」にありつこうと思う。値段を見ると以前に比べてずいぶん上がったように感じるが、今シーズンは5、6回ぐらいは食べようと思っている。日傘でもさして買いに行く予定。
それにしても年々暑くなって今年は昨年を上回る暑さ。まだ仕事を続けていたらこの激暑の中、通勤でぶっ倒れていたかもしれないと思えば仕事を辞めて良かったと感じる。おかげで寿命が延びたのではないかとすら思うほど。元の同僚たちはきっとこの炎天下、毎夏汗を流しながら70歳まで頑張っていくのだろうが、職場で具合が悪くなったりしていないかと心配になる。
自分自身、これまで最も暑かったと記憶しているのは1989年1月に仕事で訪れたカンボジアのアンコールワット。ジャングルの中の開けた場所にある有名な遺跡だが、石畳が熱せられていて厚底の靴を履いていても足の裏がどしたかと感じるほどだった。鉄板の上を歩いているようで水たまりを見つけると靴ごと足を入れて冷やしながら取材をしたが、よくこんなクソ暑い所にアンコールワットなどという途轍もない城を造ったものだと感心した。
いっぽう国内では夏の高校野球。甲子園球場のセンターと三塁カメラマン席は日を遮るものもなく、朝から10時間以上ぶっ続けで取材すると夕方には濃い衣類だと汗が乾いて塩になって白くこびりついてしまう。試合中は日陰に逃げることもできず、名物の「かち割氷」などで補水しても大して効き目はなく、超望遠レンズの上で玉子を割れば確実に目玉焼きができただろう。近年はあんな過酷な取材シフトは組むことはなくなったから、ずいぶん改善されたはずだが、そのぶん短時間でも気温が上がるようになった今と比べればどっこいどっこいだったかもしれない。一説によると(未確認)各地の最高気温は日陰にある寒暖計で観測しているらしいから、甲子園球場の日なたでは実際42度ぐらいになっていたのではないか。
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釧網線の観光列車「ノロッコ号」が今年度で終了になると書いたのは誤報だった。たしかに当初はその予定だったらしいが、新たに投入される車両の製造が遅れているのか来年度いっぱいは存続するようだ。鉄道撮影がおろそかになってロクに情報を気にしなくなったため知らなかったが、お恥ずかしい限り。
したがって牽引機のDE10も今しばらくは安泰らしく、原型と車体色は違えど国鉄型の機関車はまだ見られそう。
写真はこの8月に釧路湿原~細岡の有名撮影地で撮ったもの。前回は望遠で引っ張ったカットをアップしたが、今回は短い画角にズームダウンしたもので、これが誰しもが撮る絵。
当初、ここに行く気はなかったが、ヤマセミという川沿いに生息する鳥を探して湿原を走っていたら、ちょうど「ノロッコ号」が来る時間になったため丘に登った。以前は丘への登り口に猛犬がいてかまれた人もいたらしいが、今はいなくなって安心してたどり着ける。
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