函館本線・大沼駅付近の貨物列車
もう本気で鉄道を撮ることはあるまいと思っていたら、ちょっと気になる車両を見つけた。「見つけた」と言っても新たに造られたものではなく、何年も前から現役で使われていたもので、ファンの間でもほとんど注目されなかった存在。その厳つい外観はよく見ると自分の好みにマッチしそうな予感もあり、いずれ撮影に行くつもりで今は下調べに勤しんでいる。超望遠レンズで圧縮したら、案外いけるのではないかと思う。
今年はもう11月も下旬になってしまい、動物撮影とのかねあいから時間を割けそうになく訪問は来年になるだろうが、撮影地が混み合うようなネタでもないからガツガツせず2025年以降の課題として楽しみを温存しようと思う。
ただ一つ問題なのは、自分が思い描いているよりも撮影地が少なく長いレンズを使える場所がかなり少ないこと。一昔前なら問題ないような場所ながら、最近はちょっと線路に接近するとすぐに問題となる時代だから、そんなことにも配慮しながらポイントを探さなければならない。まあ時間もあることだし、来年は観光も兼ねて旅先の一つに数えている。
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1988年5月、函館・大沼のカントリークラブで行われたプロゴルフの取材に行った際、早起きして撮ったDD51の貨物列車。もちろん本命は運転が始まったばかりの「北斗星」だったが、これはその前の列車で、日の出の早い5月だからこそ撮ることができた。
当時の北海道はまだ多くのDD51が使用されていたが、国鉄民営化を機に相当数が廃車になった。
記憶が定かではないが、まだDF200は見たことがなかったから製造されていなかったのか、両数が少なかったのか(調べりゃすぐに分かることながら面倒くさいし、どうでも良いことだから割愛する)、とにかくこの出張のときに撮った記録の中には一枚も残っていない。
スノープローが付いたDD51はそれ以前から好感を持っていたから山陰への出張などのときにも時間を作って記録したが、やはり北海道の方が密度も高く編成も長かったから撮影のし甲斐を感じたのは確かだ。
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