EF5861

2026年4月 5日 (日)

EF5861のお座敷列車回送

もう4月。関東ではソメイヨシノも散り始めて上着も不要なほど暖かい日もある。このままではまた猛暑到来の予感もあって、夏はどこに避難するか真剣に考え始めた。
夏場は動物の動きも鈍るため撮影には適さず、北海道に行っても特に何をするわけでもないから、いっそほかの地域に旅する選択もあるにはあるが、やはり北へ逃げるに超したことはないだろうと思いつつも、昨年などは北見の最高気温が沖縄を上回ったほどだから国内にはもう逃げ場はないのかもしれない。ようやくスギ花粉のピークが過ぎつつあるのに次は暑さの心配をしなければならない。昔のようにおっとりと四季を楽しんでいる状況ではなくなりつつあるのが今の日本か。

次は12日から帯広。先月の札幌の旅から約2週間ほど間を空けたのは春休みの混雑を避けたかったことと、今年になって4回ほど行った北海道での画像を処理する時間を確保するため。フィルム時代と違って撮影枚数も膨大ゆえ、撮った画像を丁寧に見るには、それ相応の体力と根気が必要。画像処理に使っているパソコンの動きも鈍いためイライラしながら進めている。以前から目の調子がおもわしくなく、眼圧を下げる目薬を使いながら無理のない範囲でこなしているが、カメラが光学ファインダーの一眼レフからミラーレスの電子ビューファインダーになってますます目の負担が増えていることを身をもって実感する。

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ところで先日の札幌旅行で巷で評判の高い「回転寿司 根室花まる」の大同生命ビル店に行ってみた。
かつて旭川に行った際、「トリトン」という回転寿司屋に行ったら、メニューも豊富で魚の種類も多く大変満足した思い出があって、その「トリトン」を上回る評価を得ている「根室花まる」はどれほどのものなのか是非とも行ってみたかった。札幌に行った目的の一つでもある。
実は以前、中標津に行ったときに昼食でこの「根室花まる」(中標津店)に行ったことがあって、その時は非常にガッカリしたものの、それから数年がたち全国的にも知名度が高くなったことだし、しかも人口の多い札幌の店なのだからきっとずいぶん変わったのだろうという期待もあった。

しかし、ここまでの文脈で予想がつくと思われるが、その期待は大きく悪い方に外れ。しかもどん底。
いくら人気店にしても接客は最低で入店の順番が飛ばされたことを店員に通知しても悪びれる様子もなく、しかもカウンターに座ったにも関わらず注文も忘れられるという酷い対応。寿司職人からも詫びの言葉もないし、お茶だけ飲んで店を出ようかと思ったほど。
供された寿司も最低。魚は新鮮ではないし寿司飯も大きすぎてネタを味わえない。有体に言えばスーパーで売られている安価な寿司と大して変わらず(否、それよりまずいかも)「騙された」とすら感じた。もちろん評価が高いのは、そんな評価を下した味覚が分からない客の側にあるのだが、3品だけ食べて即刻店を出た。組織票や「さくら」の客を使って投票したのではないか。
昨年、飛行機に乗るまで時間があったため久々に旭川の「トリトン」に寄ったら、以前より圧倒的に味が落ちていたこともあり、北海道の回転ずし店にはもはや期待を抱くべきではないと痛感した次第。

とにかく悪いことは言わない。寿司の味に親しんでいる日本人(この店、外国人客だらけだった)なら金をドブに捨てるだけ。

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久しぶりに自宅で記事を書いたのでハードディスクからEF5861の画像を引っ張り出した。かつて掲載したかどうかあやふやだが、ひょっとしたらまだ使っていなかったかもしれないとも思う(昔の拙い写真だからどちらでも良いことだが)。
1979年7月19日の回8107列車、沼津のお座敷客車だったように記憶している。撮影地は東神奈川でカメラはブロニカEC-TL。曇天だし編成も特別珍しいものではない。そんな61号機の写真はまだまだあるが真剣に撮っていないコマも多いため、「撮った」と算定していないものもある。

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2026年2月19日 (木)

単機で新橋を通過するEF5861

今日(19日)からまた北海道。前回に続いて本日も羽田のラウンジで記事を書いている。最近、自宅だとブログを見ることもなくなってしまい書く意欲も低迷してしまったが、環境が変わると少しばかり前向きになる。「ひまつぶし」と言うと読んでくださる方に失礼だが、空港の駐車場で便利な駐車位置を確保するためかなり早めに着くこともあって搭乗まで手持無沙汰。ブログの記事を書くにはちょうど良い時間となる。
今朝は首都高速の入り口で前を走るETCカードを持たない車がETCゲートで立ち往生したおかげで10分近くロスしてしまった。今どき多摩ナンバーでそんな人もいるんだと不思議だった。

さて今回もモモンガの撮影がメインとなるが、知床半島の羅臼に回ってここ数年、恒例となっているワシの観鳥船にも乗る。初めて乗船したのはコロナ禍前の2019年2月だから画像はかなりのストックになるが、行くたびに狙いを変えれば目新しい絵も撮れて新鮮。漫然と何の狙いもなく繰り返し訪れるだけでは列車撮影で馬鹿の一つ覚えのごとく毎回、200ズームばかり常用するようなもので、こんなに何度も通うことはなかっただろう。今年は上空を飛び交う姿は大幅に割愛して、流氷上で繰り広げられるワシ同士のバトルを中心にレンズを向けたいと考えている。

思えばニコンZ9を使うようになって5度目の冬。そろそろ新機種も出るだろうが、ファームアップを15回近く繰り返してきたから、まだまだ現役機としてじゅうぶんに通用するはず。帰宅したら以前撮影した画像と比較して、進化の過程を振り返るのも面白そうだ。何十万円もする機材を販売しながらファームアップにも力を注がず、4年程度で新機種を発売する無責任なメーカーが多い中、こういう姿勢は本当にありがたい。

ところで上野動物園のジャイアントパンダが中国に返還されたことから、その代わりになる可愛らしい動物ということでモモンガが注目され始めたと聞く。もともと好きな人は多く、昨年などは道東の撮影地に東京から朝10時ごろに着いて夕方6時の飛行機で日帰りしている人までいたほど。この冬は早くも例年よりカメラ愛好家が多く集まっているため昨年、初めて訪れた某地でなるべく静かに撮れればありがたい。先月も行った場所で人は少なくて撮りやすいうえ、モモンガの生息数もこれまでの場所より断然多いから期待している。毎朝、未明に現着する日が一週間以上続くのはしんどいものの、それなりの成果が上がれば疲れを感じることはあるまい。

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いつ撮ったかも忘れてしまった画像だが、ネガケースには1979年12月27日に新橋と記録されている。おぼろげな記憶をたどると年末の臨時列車用の客車を品川から上野に回送する役目を終え単機で基地へ戻る場面。
新橋の駅は編成を撮るには不向きだったが、機関車の正面を135ミリ程度のレンズで撮るには持って来いでしばしば利用した。まだ大学生のころ、社会人になってしばらくして会社が虎ノ門から汐留に移転したが、当時はそんなことは予想もしなかった。なにしろ汐留には大きな貨物駅があったのだから。

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2025年4月21日 (月)

群馬国体のお召し列車試運転

延長雇用を辞退してからちょうど1年。「サンデー毎日」の日々を送っているが、体力的な衰えや記憶の低下などもなく、今のところ旅行三昧の生活を楽しんでいる。先週も金曜日から昨日の日曜日まで2泊3日で岩手に行って、いつもお世話になっている湯田温泉の旅館「山人(やまど)」で温泉に浸かり、美味い料理と酒を堪能してきたが、月が変われば今度は秋田の男鹿半島を訪れる予定。「山人」が男鹿に新しい宿を建設し、その開業前にモニターとして招待してくださる。男鹿半島と言うところは鉄道撮影でも全く行ったことのない土地で、25年も前ならDD51の列車が走っていたようだが、今や鉄道が存在することさえ忘れていた地域。観光と言われても直ちに思い浮かぶような施設や場所もなく、「山人」がどうしてこんなところに新たな宿を建てたのか不思議に感じたものの、部屋から眺める日本海が絶景とのことで楽しみだ。食べ物の美味しい秋田でのんびり過ごして来たい。

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関税交渉でアメリカに派遣された赤沢経済再生相が突然、交渉にトランプ大統領が現れたことで記者会見で自らを「格下も格下」と評したことは、少しばかり情けない気もするが、しょせん大した問題ではない。ことしの流行語大賞に「格下」が選ばれてもお笑いのネタとしては結構だが、それを本気で批判する連中も自分が所属する組織の打ち合わせや他社との交渉の場に、予定されていなかった社長クラスの幹部が出てくれば慌てるだろうに。よく言うよ!
また、トランプにプレゼントされた「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)」のスローガン入り帽子をかぶった画像をSNSに公開したとしても、頂戴した帽子を頂いた相手の前で被るのはマナーでもあり、そういうことに目くじらを立てる奴の常識ってどうなのかと思う次第。

先ほど国会中継を見ていたら立憲民主党の徳永えりが参院予算委員会の集中審議でそのことを質問していたが、社会通念上当たり前の行為を、さも悪いことをしたかのように追及している姿にあきれ返った。立民が民主党時代に政権を担っても大失敗して、世論調査でも今もって野党第一党としての支持を得られずにいるのは、こういうおつむの悪い議員を抱えているからだろうと確信した。やはりこの党には政権担当能力はなさそうだ。
国会議員の数を減らして、こんな人物が国政に関わることを阻止して欲しいもの。

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何年か前、大井町の東京車両センターで保管されていたEF5861が鉄道博物館に保存されることを書いたら、多くの批判をいただいたことを思い出した。まあ内容があまりにもバカバカしいので、一つ一つ相手にする気もなかったが、そろそろ裏話を書いても良さそうな時期かもしれない。
じっくり書きたいので、少し時間のあるときに記事にするつもりだが、あのとき61号機が大宮に移送されることを書くに当たって、JR東京支社広報に事前通告して判断をうかがったことは取りあえず書いておく(本来、そんな必要はないのだが)。電話応対してくれたO氏とのやりとりについては記録もあるので、それに沿って書こうと思うが、裏事情など知るべくもない人からのコメントを見ると「関係者が飛ばされたらどうするつもりだ」をはじめ、あれこれとお門違いのご批判も多かったから、実際のところを記事にしておくのも良いだろう。

1983年10月5日、上越線の津久田で撮ったお召し列車の試運転。

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2024年12月 4日 (水)

キヤノンの古い大口径レンズで撮った61号機

どこぞののんきな通信社がよその会社からの情報を確認せず記事を垂れ流し外交関係にまで影響するヘマをやらかした。他社からの情報を鵜呑みにして自社としての確認作業を怠って記事を配信したのだから呆れるばかりだが、これじや井戸端会議で聞いてきた噂話をまことしやかによそで吹聴するおばさんと同じじゃないの。

それでも人のやること、予想を超えたミスが起きるのも現実。要はこの先、マスコミとしてこれほどの誤報をしながら幹部がどう責任を取り関係者にどんな処分を下すのかが見もの。ほかの業種で商品に異物が混入するなど不良品を流通させたり、あるいはデータの偽装が見つかれば激しく非難する側が、自分の会社の基幹商品である配信記事に重大な間違いがあれば社長の辞任も不思議ではない。水谷という社長が外務省など当事者に謝罪して回っているようだが、それで終わりにするとしたら報道機関としての信用も地に落ちる。このままダラダラと年を越し、新年の挨拶でこういう問題を繰り返さないよう檄を飛ばせば社長に居座れると思っているんじゃないだろうな。

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国際会議での「外交マナー」について「私自身、足らざる部分が多々あったと認識している。謙虚に真摯(しんし)に受け止め、改善に努めなければならないと痛感している」と国会で発言した石破首相。立憲民主党の小川淳也幹事長への答弁。

まあ与野党伯仲の情勢下にあって真摯に議論を交わすのは当たり前だが、マナー云々についていえば国家議員全体が国民の期待を裏切っているわけで、政治家として「国民へのマナー」はどうなっているのか問いたいものだ。しょせん同じ穴の狢。質問者側もいい気になってんじゃねえよと思いながら国会中継を見ていた。

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NHKが火曜日に放映している「うたコン」。昨日3日は石原裕次郎のヒット曲特集だったが、昔からこの男のどこが良いのか理解に苦しんでいた者としては、食事時にこんなデブがいい気になって歌っている古い映像にウンザリしてしまった。
まあ、昔の方々にとってはスターなのだろうが、「西部警察」時代から糖尿病のごとき膨満した人物がカッコつけていることに違和感をもっていた身としては相変わらず理解不能。かと言って最近の、どいつもこいつも同じような顔をした兄ちゃんたちも御免こうむりたいが。

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特段、記す必要もない成田山初詣臨に充当されたEF5861。キヤノンの古くぼろい大口径レンズで撮ったもの。ナンバーや連結器周辺など、強く朝日が当たったところににじみが目立つ。

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2024年10月15日 (火)

「あまぎ」とすれ違う61号機(「あまぎ」に被られた61号機牽引の列車)

強烈な体調不良でここしばらく何もできず、そのうえもはや関心の薄れた鉄道のブログを更新するどころではなかった。連休が重なり病院もやっておらず、ようやく今日になって薬をもらえて多少回復し久しぶりにブログを開いたところ、更新が途絶えていたにもかかわらず多くの方々がアクセスしてくれたようで、ようやくやる気が出てパソコンに向かった。
ザッと言えば食べたものの中に異物が入っていたことが原因らしく、数日前の夜中などは吐き気が酷く、血液まじりの吐瀉物が出て焦ったがどうにか落ち着き普段の生活に戻りつつある。

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それにしても本日、医者に処方してもらった薬を薬局に受け取りに行ったら、前の高齢男性がジェネリック薬品についての知識が無く、根掘り葉掘り薬剤師に質問しまくっていて30分も待たされてしまった。体調が悪く、早く薬を飲みたいと待っている患者が並んでいることなど眼中にないらしい。皆、呆れた顔をしてイライラしているのが手に取るように分かる。薬剤師もお年寄りゆえか、丁寧に仕組みを解説するのだが、説明を後回しにするような気が利かない。よくバスに乗った後で財布から料金を出す人や、飛行機に乗り込んで、後に続く客のことなどお構いなく自分の荷物を棚に上げるのに時間をかけている人よりも場所が場所だから頭にくる。

折しも総選挙が公示され薬局のすぐ外では立候補者が演説していたが、こういう一般常識や社会情勢に疎い連中が自民党の裏金議員に投票してしまうのだろう。国会議員もロクでもないが、こういう有権者も同様。政治家が悪いのはイコール有権者の多くがバカだから。自分が住んでいる街の民度を目の当たりにして帰宅した。

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以前にも使った画像だが、パソコンのデスクトップにあったので再掲した。

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2024年10月 5日 (土)

EF5861のお座敷列車@東神奈川

撮影対象を鉄道から北海道の生き物へと変えた今、もはや過去の鉄道画像に目を配る時間が激減した。毎日、ハードディスクに収めたデータを見直してはいるものの、チェックするのは動物や鳥ばかり。気がつくとこのブログの更新が滞って、慌てて間に合わせのような絵をチョイスしているが、RAWデータもかなりの量になって画像一覧ソフトで開くにも時間がかかるものだから、つい面倒くさくなってしまう。そもそもフィルムで撮っていた鉄道の画像をスキャンする際にTIFFで50メガ以上で取り込んでいたから、データが開くまでに時間がかかるのも当然。高画質で取り込もうとしたことが今になって仇になっている。いずれ処理速度が速く、容量も大きい外付けのSSDが出たらそちらにデータを移したいとは思うが、今のHDDのような価格になるまでにはもう少し時間がかかりそうで、しばらくは我慢するしかあるまい。

今回撮ってきたナキウサギはモモンガやリスなどとは違って動きにあまり変化がないから、すでに画像処理は完了している。撮影枚数はそこそこの数に及ぶが、岩に上って上空を見上げるポーズばかり。撮れれば上々の準絶滅危惧種だから贅沢は言わないが、すばしっこい割に面白いカットは期待できず、図鑑に載っているような写真ばかり。画像処理していても思いがけない「発見」もなく、早々に完了した。

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動物写真を撮っていると年配のカメラマン(男女問わず)に機材自慢をする方々がけっこういる。やれ自分はキヤノンの全レンズを揃えたとか、ニコンのミラーレスも全て持っているけど慣れた(一眼レフの)D6が良いとか、機材に散財していることを誇る人。正直、こういう人と一緒になると面倒くさくて仕方がない。撮影に使う機材はほぼ決まっているのだから全てを現場に持ち出せるはずももなく、ただただ所有欲を満たしてような連中。こちらのカメラのプロストラップを見て、張り合うように自慢されても、先行き短いオッサンに「羨ましいですね」くらいしか返す言葉はない。特に大口径レンズで撮っている人などは筆者が愛用している軽いPFの600ミリ F6・3を見て、「軽いのも良いけど、やっぱり大口径の方が画質は良い」などと言うのだから返事する気にもなれない。600ミリのF4・0など一度持ち歩いてその重さに閉口した身としては、「そんなこたぁ、とっくに分かってるよ! それよりそんな重いレンズを持ち歩いてたら行き倒れになっちまうぞ」と言いたいところだが、そこはじっと我慢。先日などは「この400ミリのF2・8、凄く気に入ったからもう一本買おうと思う」という人がいて「アホじゃないの?」と喉まで出かかったほどだ。

まあカメラメーカーの知り合いが聞いたら喜ぶだろうが、こういう方々の感覚はどんなものなのだろうか。

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1980年11月8日撮影の9114列車、沼津のお座敷列車。この頃はもう、いくら61号機と言えど客車が12系では、光線状態が良いスジでなければ撮りに行く気力がだんだん希薄になりつつあった。

そんな中で注目したのがお座敷客車やオールグリーン車の列車。いわゆる「旧型客車」の範疇に入る外観だから、これについてはけっこう撮影した。この写真は東神奈川でペンタックス6×7とオリンパスの300ミリを使ったことが記録に残っている。

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2024年9月19日 (木)

無料だった6年前の豪華車両展示会

何気なく過去の画像を見ていて驚いたのは2018年8月25日に大井町の東京総合車両センターで行われたEF5861の公開。当時はまだ自分と同じ世代の人なら当たり前にも思っていたことだが、この車両展示会が無料だったことが、今となっては信じられない。
最近のつまらない車両撮影会だって何万もの参加費を取るのだから、「大物中の大物」であったEF5861がお召し装備で、しかもパンタグラフまで上げて屋外で展示されたのに「タダ」だった事実は6年しか経っていないのに隔世の感がある。コロナ禍を経験した後の世の中の変化の一つなのかもしれないが、当時のJRはまだ「金を取って見せる」ということにガツガツしていないで良い時代だったと懐かしくなる。

今だったら61号機の左右に並ぶEF651052とEF8181だけでも数万円の参加費が当たり前だろうが、6年前の今ごろはこんなゴージャスな展示会が無料で行われていたわけだ。

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2024年8月18日 (日)

お召し列車牽引のEF5861の流し撮り

長野への旅行はちょうど台風の到来と重なったが影響はほとんどなく、むしろ厳しい暑さに参った。特に黒部ダムからさらに上がった立山室堂(むろどう)は太陽を遮るものもなく熱中症になりそうな酷暑だった。遊歩道も石がゴツゴツしていてウォーキングシューズでは歩きにくく、ライチョウを見つけることも叶わない。現地の自然センターで聞いたところ涼しい場所を好むライチョウは、あまりにも暑いために室堂よりもさらに高いところへ移ってしまったようで、むしろ霧がかかるような曇天か小雨の方が見かけるチャンスは高いというから、今回はそれ以上無理をせずに下山することにした。

初めて訪れた黒部ダムは圧巻。まだまだ建設用の機械も進歩していなかった昭和30年代にあのような山奥にかつてないほどの巨大ダムを建設したことに呆れ、驚き、そのうえで賞賛もするが、過酷な工事で犠牲となった人々の慰霊碑を前にすると、当時と現代の労働者の待遇や扱いを「時代の違い」という言葉だけで片づけてはいけないような感慨がこみ上げてきたのも事実だ。
NHKの「プロジェクトX」や映画「黒部の太陽」などで厳しかった建設中の様子はかじっていたが、実際にあの場に行ってみると、とにかくそんな生やさしいものではなかったと実感できる。ここを訪れるつもりなら景色やその規模だけに注目せず、建設に携わった人々の生き様などを想像しながら足を踏み入れるべきだろう。もう少しそんな感性を磨いて再訪したい。

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旅行中、岸田が秋の自民党総裁選に立候補しないことを発表した。このことは妻がスマホで知って教えてくれたが、終戦記念の日の前日に発表したらどうなるか、あのバカは考えが及ばなかったのだろうか。教えてくれた妻に開口一番、自分がそう言ったのは翌日の朝刊がこのニュースばかりを大きく取り上げ終戦の日の記事が隅に追いやられることと、首相として全国戦没者追悼式で読み上げる式辞が空疎なものに聞こえてしまうことを想像したから。実に大した大馬鹿野郎だ。

まあマスコミも、総裁選不出馬の話をもっと早く察知できなかったから、いかに記者どものレベルが落ちているか露呈してしまったが、それにしても特ダネは降って湧いてくるようなものばかりではなく、「ひょっとしたらこの時期だからこそ岸田が退陣表明する可能性がぬぐえない」と山を張って取材していなければ特ダネなんてつかめないわな。お盆休みで世の中が大きく動かない一週間、休みを取ってのんきに構えていたのだろうが、総裁選が近づき岸田の進退に注目が集まっているこの大詰めで、どの社の記者もその気配を感じていなかったか予想できなかったとしたらマヌケばかりだ。しばらく時間をおいて、さも知っていたようにこの前後の官邸周辺の動きを記事にしても自分たちの無能ぶりを宣伝するだけで後の祭り。「ニュース」とも思えない。

それはそれとしても、この岸田という人物、見事なほど情けない首相だった。世襲をもくろんで秘書官にしたバカ息子が首相公邸の階段で組閣時の記念写真のまねごとをしたのは首相の責任ではないまでも、統一教会の問題は進展せず、防衛費倍増の財源について何も語らず、裏金問題も中途半端なまま。それを今になって「裏金問題のけじめをつける」というのは詭弁以外の何ものでもなく、ならばもっと早く辞めていなければおかしいと言われるのも当然のこと。辞任のタイミングをズルズル延ばしてきたおかげに党内の不満が膨らんで総裁選に出ても勝ち目がなくなり、再選されたとしても今度は衆院選に勝利する自信がないものだから詰め腹を切らされるかと、慌てて退陣表明となったのは無様でしかない。まるで「猫」を噛まずして逃げ回る意気地のない「窮鼠」の風で、一国の首相として滑稽極まりない。

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かつて「鉄道ジャーナル」誌に掲載していただいた写真で、このブログの開設当初もアップしたことのある1996年10月のお召し列車牽引のEF5861。「鉄道ジャーナル」の印刷があまりにも暗く、自分で少し色を調えてみた。

実はリバーサルフィルムの写真を最近の趣味誌に掲載していただかないのは、印刷がデジタルカメラで撮った画像の印刷には適している反面、古いリバーサルの印刷には向いていないように感じるから。中には大変見苦しい色のものも散見され、リバーサルを掲載していただくとしたらポジをそのままお貸しするよりも自分である程度、色調を調整したものを提供させていただく方が良いのかどうか逡巡しているから。

リバーサルフィルムでの撮影は今のデジカメに較べると難易度は高く、ちょっとした露出の過不足も致命的な痛手を受けたもの。緻密な計算や勘が働かなかった自分には失敗も多く、かつては印刷で救っていただけたこともあるが、最近はそこまで面倒を見てもらえないのか、先の「鉄道ジャーナル」のような結果になることが怖い。そこで久しぶりに昔の画像をいじってみたというわけ。

この日は往路復路ともお召し列車として61号機が旗を掲げて走ったが、復路は光が往路よりも芳しくないことから、撮影者の少ない側から手持ちで300ミリ F2・8を振ることにした。また、短い単ダマのレンズだと流し撮りをしない撮影者の邪魔になるため線路に近づけず、ある程度距離が離れても61号機を大きく写すことができる300ミリを採用した。
大口径レンズを手持ちで撮影することにリスクを感じたが、実際にやってみると300ミリ程度ならその重さが上下のブレを抑えてくれる。線路上を右から左、または左から右へと一定方向に動く列車撮影の場合、失敗する確率はそれほど大きくないから自分の場合、あまり恐れずにやっている。

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2024年6月 6日 (木)

関ヶ原のEF5861と高崎の機関車消滅の話

注文していたパソコンが伝えられていたよりも4日も早く届き、設定に夢中になっていた。OSがウインドウズ11になって戸惑うかと思っていたがハードルは思っていたよりも低く、比較的楽に進んだものだからいい気になって、明日から長野に旅行に行くというのに急がずとも良いことまで手を付けてしまった。今使っているパソコンにもウインドウズ11をインストールしても良いかもしれない。

しかしこの新しいOSで最も気にかかるのがワンドライブという機能。設定を切らなければマイクロソフトのクラウド上に(自分が)作成した文書などが保存されてしまう。ところがその容量がたったの5GB。だからすぐに容量を超えてしまい、その容量を増やすために課金するよう求められる。その設定が出荷の段階からONになっているものだから、そのことを知らなければ、別のパソコンから移行した画像などですぐにいっぱいになって課金しろとのメッセージが画面に繰り返し現れる。

幸いこのことを前もって知っていたから、設定が一通り終わった段階でワンドライブとの連携を断ったが、それでもすでに4GB近くを使用していたのだから、これまでのウインドウズ10のようにRAW現像した画像をデスクトップなどに放置しているわけにはいかず、整理が苦手な自分としてはうっかりできない。
また、もう一つは新しいノートPCの画面が明るすぎて、すでにブログにアップしている画像が露出オーバーに見えてしまうこと。今回の画像は従来のもので作成しアップしたが、ノートPCではかなり明るく見えてしまう。従来機はEIZOのカラーモニターにつないで作業しているが、そのへんの落としどころを見極めるのが難しくなりそうで、今後頭を痛めることになるかもしれない。

それにしてもマイクロソフトはウインドウズ10が最後のバージョンになると言っていたのに「11」を出し、さらにはもう「12」の噂まで出ている。そしてその「12」からはサブスクリプションになるかもしれないというのだから、それが本当ならたまったものではない。
まあ5年くらいは先のことになろうかと思うが、進歩すること自体は良いとにしても、例えばコンパクトなデジタルカメラでじゅうぶん満足している人に高級ミラーレスカメラを押し付けるが如き戦略で、自分にとって不要なものにまで金を払わなければならない時代が来るとしたら迷惑でしかない。

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1980年7月27日、関ヶ原で撮影したEF5861牽引の8102列車。宇都宮学園修学旅行の団臨。
この列車22日に8107列車のスジで品川から岩国まで下り、乗っていた学生は広島や大阪へ寄ってこの日に戻ってきたわけだが、24日に8302列車で瀬野八を越えるための後補機が写る瀬野西トンネルで撮りたく、東京機関区の方にお願いして61号機を当てていただいた。

瀬野八で撮った写真はいくつかの雑誌にも掲載していただいたが、ほかにも山崎やこの関ヶ原でも写真が撮れるとあって、このA126仕業は撮影する身にとって非常にありがたい運用だった。いずれの場所も晴天には恵まれなかったものの、雨には降られず瀬野八ではカラーも撮れたのだから上等。

関ヶ原のこの築堤はだいぶ前から、ここでペンタックスの6×7に200mm(35mm換算で100mm)を付ければ61号機を撮るのにちょうど良いと感じていたポイントだった。単線で架線柱が列車にかかるのは仕方ないとして、名所で撮れたことを喜んだものだ。

それにしても夏も盛りの7月24日。昔から有名な撮影地ではあるものの当時、ここを訪れる人は少なかったように記憶しているが、それでも線路際の雑草が列車の足回りを隠さない程度に刈られていたのだから、さすが主要幹線だけのことはある。JRとなった今はどんな状況になっているのか知らないが、夏場にこんな場所に初めて訪れるような賭けには出たくない。

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ところで本日、JR東日本高崎支社が今秋、高崎支社のELとDLの営業運転を全て終了すると発表した。
まあ誰もが予想していたことだから今さら驚くようなことではないが、SL列車の補助機には電気式気動車のGV-E197系が使われるとのことで、個人的にはSLを2両使うわけにはいかないのかと思うし、そこまでしてSLを走らせることもないだろうと思うのだが。

これに伴い9月以降、ELやDLを使った臨時列車が計10往復設定されるらしいが、まあ大変な騒ぎになることになるだろう。群馬県警などはピリピリしているはず。

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2024年5月21日 (火)

EF5861の14系寝台客車回送

先日、秩父鉄道の「わくわくフェスタ」を伝えるNHKのニュースにお仲間のHo氏が映っていた。別の仲間からメールが届きNHKプラスで見たところまさにご本人。C58363号機のデフレクタが門鉄タイプに換装されて駆けつけたようで、記者のインタビューに生き生きとと答えていたが、いくつになっても好きなことをやるときの表情はバイタリティみなぎるものだった。
当日はけっこう暑い日で、大勢の入場者をものともせずに撮影していたのが記者の目に留まったのだろう。もはや鉄道趣味への情熱が冷めつつある身には大変たくましく思え、彼を知っている妻ともども何度も繰り返して拝見した。
届いたメールを見るとT氏も行こうとしていたというから鉄道仲間の情熱はまだまだ健在のようで、もはやストックの画像を何度もこのブログに使って延命を図っている自分としては恥ずかしくもある。無職となって自由な時間も増えたのだから少しは関心のある車両の撮影でもしたいと、もっと前向きに考えたいが、好き嫌いが激しい性格ゆえなかなか重い腰を上げるに至らないままだ。

そう思うと鉄道写真で食っているプロの方々は凄い。最初はきっと機関車やブルートレインなどが好きでその世界に入ったのだろうが、今となってはそんなものは壊滅状態。それでもおまんまを食うために風景など周囲の環境に重きを置いた写真も撮って頑張っているのだから、その点においてはまさに「プロ」。「好きなものしか撮りたくない」というわがままな自分にはとても真似できず大したものだと思わざるを得ない。きっと今の車両をも愛している根っからの鉄道好きな方々なのだろう。

笑顔でインタビューに答えるHo氏を見ながら、そんなことを考えたものだった。

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ここ数日、ブログの更新が疎かになったのはパソコンを買い足そうとあれこれ検討していたため。延長雇用を断って会社から貸与されていたPCを返却したから撮影旅行に持って行くためのものを買おうといろいろ調べていた。
動物を撮るようになって撮影枚数が増え毎回一週間も旅に出ていると、メモリーカードから携帯用のSSDなどに画像を移しカードを空っぽにしておかないと不安になるし帰宅後の整理も煩雑になる。そのため一定程度、性能の高い軽量PCを買おうと思い立ったのだが、何せそちらに関しての知識が疎いものだからメモリーやストレージなどの知識を得ることから始めなければならず、気がつけば寝食を忘れて没頭してしまった。

一般的に軽量PCといえばパナソニックのレッツノートという選択が半ば常識のようになっているものの、価格も高いことから中古製品も見ていたところ最近になってメモリーの進化が著しく、いくらレッツノートと言えど画像処理を伴う作業にはやや遅れていると感じたことから検討範囲を広げてしまった。現在使っているPCもすでに4年。性能的にはまだまだ使えそうだがフォトショップもどんどんアップデートするし、カメラの画素数も増えて処理作業にかける時間が増える一方だから、どうせ買うなら外出時ばかりでなく家で使うにもインターフェイスなどが整っているものが良いだろうと、あれこれと選択条件が増えてしまった。

ようやくDELLかレノボ製品に絞られたが、ここから先さらに比較して今週中に発注したい。

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1982年6月18日撮影の14系寝台客車12両の回8103列車。
4月に入社してまだ社員試用ながら、この日は午後から健康診断のおかげで近場なら撮影することができた。いくら遠出が可能であっても複線区間だと400mmを使うと面白みのない写真になりがちな所ばかりだから、むしろ複々線で引きのあるポイントの方が良い場合もある。もちろん手前には3本の軌道があるのだから電車が来て並走や被りなども危惧されるが、そういう不安にびくついていたら好きな絵をものにすることは難しい。この日もダイヤを見つつドキドキしながら線路際に立ったもので、写真を撮って会社に着くや否や現像したことを覚えている。

今は亡き柴田和男さんに教えていただいたポイントで非常に気に入ったが、午前中の明るい時間帯に下る長い編成の列車に61号機が充当されるチャンスはなかなか巡ってこず、この後しばらくして大阪に転勤になったものだからここで61の下り列車を撮れたのはこれが唯一。
その後同機は頻繁に「踊り子51号」なる臨時特急の牽引に当たったが、あのロッテのキャンデー「小梅ちゃん」の如きおかしなヘッドマークでは大阪から駆けつける気力など湧くはずもない。下手なヘッドマークなど大窓のEF58の魅力を阻害するだけだ。
梅雨空で暗く、ニコンF2でISO(当時はまだASA)1600での撮影。

Ef5861

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