EF64長岡機による客車列車運転
先週、遂にニコンZマウントの24~120ミリ、F4の交換レンズを購入した。「遂に」というのは自分の場合、単焦点ズームを使用するのはせいぜい家族との旅行や催事の時ぐらいしかないためでほとんどの場合、使用するのは望遠系のレンズばかりだから。短い焦点距離はこれまでFマウントの24~70ミリ、F2・8でまかなっていても不便がなかったが、ZのボディにFマウントレンズを装着するにはマウントアダプターが必要で、それを装着したままカメラバッグに入れるとバッグがパンパン膨らんでしまう。そのためいずれ小型のZマウントレンズにすればテレコンバーターも無理なく収納できて恩恵は大きいとは考えていたが、使う機会が少ないためずっと先送りにしていた。
特に撮影地点(場所だけではなくどの木に動物の巣穴があるかなど)を記録するときにスマホでこの画角域をカバーしてきたが画質があまりにも悲惨で、そばにある道路標識などの文字が読み取れないケースもあって、いずれはコンパクトでまともなレンズが必要なのは分かっていた。ちょうどニコンのキャンペーン期間中で普段よりもさらに安くなっていることが追い風になって決断した次第。
すぐに必要ではないからニコンに取り寄せだけお願いして、品物の引き取りはもう少し涼しくなってからにしようと思っているが、これで秋の旅行はカメラバッグが膨らまずに済みそうだ。
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このところ車の運転と言えば北海道でのレンタカーばかりで自宅にいるときにマイカーを使うことが減っている。旅行と言えば毎回ほぼ飛行機を利用するケースばかりで、自分の車で長距離を走ることがなくなってしまった結果だ。
そんなわけで家に滞在中は家人の最寄り駅までの送迎や買い物程度でしか車を使わなくなったが、それにしても最近の運転者のマナーの低下には驚くばかり。右左折の際もウインカーを出さなかったり出しても直前で出す例や、暗くなってもライトも消さずに駅のロータリーに停車するなど、周囲の車に対する配慮が以前より悪くなっているように感じる。
これはライトの点灯や消灯などをはじめ、かつてはドライバーが行うべき操作が自動化されたことが招いた問題で、回りの車への心遣いを自分の頭で考えなくなってしまった結果だろう。
先ほども妻を駅まで迎えに行く際、日が暮れているのにライトも付けずに曲がってくる車にひやりとしてクラクションを鳴らしたが、相手の女性ドライバーはどうして鳴らされたかも気づかない様子。何でもかんでも楽になって人間が操作しないで機械任せになってしまったことで、肝心の人間がバカになってきたように感じる。
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この秋も知床行きを準備しているが、8月14日の羅臼岳でのヒグマ襲撃事故で登山者が死亡し現地の規制が厳しくなることを懸念している。まあ自分としてはヒグマは力を傾けるようなターゲットではないが、同じような環境でフクロウを狙う場合も危険度から考えれば近いものがあるから厄介だ。まあ作戦(マナーを逸脱するようなものではない)は立てているが、撮影以外に気を遣わなければならない事が増えたのは面倒ではある。鉄道撮影もマナーを守れない一部のファンが増えたおかげで何かと鬱陶しくなっているが、動物撮影に於いても同様だ。
しかし大まかに言えば今回のヒグマによる死亡事故で子グマまで射殺したことを批判する人と、何より人命優先で射殺もやむを得ないという人があれこれ意見をSNSなどでぶつけ合ってるが、これはケースバイケースでどちらが正しいという話ではないと感じている。人間なのだから両方の考え方を踏まえて行動するべきで、角を立ててつまらない論争するのはいかがなものか?
お互いの言い分を尊重せず、相手を論破しようということに明け暮れているから戦争というものがなくならないのと似ているように感じるが。
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11月に長岡所属のEF641000によるお別れ運転(プッシュプル)が24日に実施されると聞いた。長岡~新津を「SLばんえつ物語号」(詳細は未発表)の客車で2往復。また11月1日には長岡~越後湯沢に同編成を使用した「越後湯沢駅100周年号」が運転されるとのこと。
涼しくなっている時期だろうから、久しぶりにM4を駆って出かけるかどうか思案中。
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