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2025年7月

2025年7月30日 (水)

旅のついでにロイヤルエクスプレス

石破首相に退陣を迫る自民党のゴタゴタはみっともない。「身から出たサビ」の連中が自分のことを棚に上げてトップをつるし上げている光景は、これが国会議員のやることか?としか映らない。朝日新聞の世論調査では「首相は辞任すべきか」という質問に「辞任すべきでない」という答えが上回り、しかも議席を減らした責任は「首相個人にある」が10パーセントに対し「自民党全体に問題がある」が81パーセントと、世論はきわめて冷静かつ常識的に受け止めているのに、多くの自民党議員は国民のそんな思いも無視して「石破おろし」に走っているのだからまさしく「税金泥棒」。これで次の総選挙では有権者がウンザリしてますます議席を減らせば自縄自縛。崩壊への道筋が見えてきた。

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さて8月6日から釧路方面に一週間ほど滞在する。最近、沖縄よりも気温が高かった北海道だから「避暑」とは言えないが、関東地方よりはいくらかマシなことを期待している。生き物たちも暑さでグロッキーのはずだから撮影できるようなものもないが、せいぜいのんびりしてこようと思う。

ただ何も撮らないのも時間を持て余しそうだから何か目ぼしいものはないかと見ていたら、ちょうど恒例の「ロイヤルエクスプレス」が釧網線を走る日らしい。これまでに2回ほど撮影したし、機関車は道路公団の車体色みたいで魅力は希薄だから撮っても無駄だという気もするが、一応は国鉄型機関車だから記録しておこうかいう気もあって迷い始めている。後続の「ノロッコ号」ともども暑い中、陽炎ムンムンの原野ゆえ200ズームあたりで接近戦となるだろうが。

写真は2020年8月21日、帯広旅行中に池田駅で撮影した同列車。ここで乗客は下車し我々と同じ十勝川温泉第一ホテル・豊洲亭へと向かった。写真は釧路へと向かう回送列車。駅の外れの人道橋から撮ったもの。黄色一色の車体は金を掛けられない台所事情のせいかと勘ぐりたくなる。 ニコンD6で700ミリ。

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2025年7月25日 (金)

EF65PFの「トワイライトエクスプレス」

湯河原の富士屋旅館に来ている。主たる目的はもちろん名物の鰻。ここの蒲焼きの味に魅せられてしまい、もはや近所の店の鰻では物足りなくなってしまった。鰻自体、年に何度も食べられるシロモノじゃないから、どうせ食べるなら温泉にも入ってちょっと贅沢するのも嬉しい時間だ。
暑い時期、海水浴客が多い地域に行くのは少しばかり億劫だったが、東名高速が少々渋滞した程度で15時過ぎにはチェックインできた。ただあまりにも暑いので現地に着いてからも外出はせず、週刊誌を買い込み部屋で選挙をめぐる記事に目を通している。

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それにしても首相に退陣を迫る自民党議員の厚顔さ、往生際の悪さはみっともないことこの上ない。そもそも議席を減らした原因は裏金問題や統一教会との癒着など、自分たち一人一人が積み重ねてきた悪弊の集大成に有権者がノーを突き付けた結果なのに、それを差し置いてトップの首さえすげ替えれば次の選挙で議席を取り戻せると思っているなら国民を甘く見ているとしか思えない。ならば誰が首相になったとて同じことが繰り返されるのは必至。党が衰退した要因は自らにもあると真摯に猛省して、こんな時にこそ団結すべきだと声を上げるまっとうな政治家はいないのか。

今後も「年中行事」ともなった総裁選や組閣などに不毛に税金がつぎ込まれ、それでも懲りずに同じ過ちを繰り返すのなら、無駄に多い議員の定数こそ真っ先に削減するべきじゃないか。
まあ自分たちには甘い、腐り切った連中ばかりだからな…。

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EF65が牽引する「トワイライトエクスプレス」を撮ったのはこの時だけ。2011年の大阪赴任中のもので場所は芦屋。
本来、前面に貫通扉のある機関車が好きだが、このEF65PFはスノープローがないと重厚感がないように見え好みではなかった。

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2025年7月23日 (水)

海峡線の「北斗星」

このところ国民民主代表の玉木の顔がテレビに映るたびに、自民党の最高顧問・麻生のように口がひん曲がってきたような印象を受けるのは自分だけではないようで、2名の知人から同じような感想のメールが寄せられた。今や上げ潮の国民民主党だがこと玉木に限れば別の顔がありそうでいずれ何か問題が起きそうな予感もする。同様に議席を伸ばした参政党にしても一時(いっとき)のブームで、将来に渡って国の舵取りを任せるには危うすぎる。人は見かけで判断してはいけないというタテマエ論はともかく、お若い人はまだ人物の顔でその人間性を推し量ることはできないだろうし、まして純情な年齢だからそんなことはしないだろうが貴重な一票を彼らに託した以上、期待を裏切られなければ良いのだが。

それにしても22日の各新聞は選挙結果が出る前から書いていたような記事ばかり。つまり①与党が大敗するケース②惜敗するケース③意外や意外、過半数を確保などのケースをあらかじめ想定して準備していたとしか受け取れない内容(よくオリンピックなどで日本選手が金メダルを取りそうな場合、逃した場合など結果が出る前に準備して締め切りに間に合わせるような予定稿)。その予定稿に開票時の様子や獲得議席数などの数字を少しだけ書き加えて本記にしているのが丸見えで、選挙翌日の新聞一面に掲載される毎度おなじみのパターン。しかもその横には「政治の空白を許すな」などと、普段は識者を担ぎ出して両論並記でお茶を濁しているような新聞記者が、ここぞとばかりに偉そうに語っているのだからチャンチャラおかしい。

開票結果を受けた21日の石破の記者会見では平河クラブ(自民党の記者クラブ)の幹事社である共同通信の記者が首相に辞任するかどうかをまず最初に質問していたが、物価高や消費税減税に関する問題など喫緊に手を打つべき課題が山積しているのに、まず責任論から追及するのはいかがなものか。それならば「続投する場合、(自民)党内で退陣すべきだという声も出るだろうが、そういう声を鎮めるためにどう理解を得るのか?」と、もっと踏み込んで質問をすべきで、イエスかノーだけで答えられるような質問では子どもの使いでしかない。会見前に記者クラブが自民党に質問の内容を伝えてチェックを受けていたのかもしれないが、口が達者な石破としてはそんな単純な質問に長々と答えていれば記者会見を打ち切る時間稼ぎにもなってありがたかったことだろう。無難な仕事さえしていればいい、腰砕けの政治部記者の実態がさらけ出されていたようで、まるっきりの茶番劇だった。

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さてこの記事をアップしようとしたらトランプが日本に対する関税を15%にするとSNSで発表した。
このニュースを聞いてすぐに思ったのは、この話は先日、大阪万博に来たベッセント米財務長官から石破の耳に入っていたのではないかという推測。それが参院選での与党の過半数割れにも関わらず石破が続投を表明し自民党内で退陣論が大きくなってから、しかもアメリカ側から日本の夕刊締め切り前に余裕を持って発表されたのはあまりにも上手すぎる。開票当日に赤沢が訪米したことと合わせて考えれば明らかにシナリオがあったと感じるのは誰が見ても同様ではないか。選挙中から分かっていながら、自民党が議席を大幅に減らすのは確実と思ったためにあえて発表せず、続投を明らかにした段階で「手柄」として使うつもりだったのか?

ただ反対に大きな懸案が一定の成果を上げたので、もう続投の必要はないという考え方もできそう。
思い返せば昨年、終戦記念日の前日に前任の岸田が辞任を発表してほぼ1年。ことしも何か起きるのだろうか?

→で、今入ったニュース(TBS)によればけっきょく退陣表明になるようだが、そうなると今までの首相経験者よりもはるかにまともな人物に見えてしまう。今までが酷すぎたのか?(11時51分追加)

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2014年9月に北海道新幹線開業前の海峡線で撮影した「北斗星」。前日に函館に入りこの場所に行ったが、ものすごい雨に見舞われ機材ともどもズブ濡れになったことを思い出す。翌朝近くまで雨は降り続いたが、せっかく来たのだからと撮影に出かけたら、滅多にないような朝日が線路を照らした。

同じ年の6月、この立ち位置よりも200メートルほど後ろで撮影したが、日の出前からスタンバイしたおかげで朝日の当たる位置がつかめず、日陰で撮って失敗しそのときの教訓が生きた。ただ、電化区間での撮影はあまり気が進まなかったからリカバリーに懸命になることはなかったが、このときは函館にホテルを取ったついでに再訪してみることにした。ここで一回目を撮ればDD51が牽く非電化区間に先回りも容易で、本来は好まない「追いかけ撮影」を何回か試みるようになった。

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2025年7月21日 (月)

ファンの人気は81号機より95号機?

参院選の開票結果を見ると自民、公明で47議席を確保できたのは予想以上に善戦したように感じる。事前の予想ではもっと議席が減るのではとの見方があったが、結果的には目標数に3議席及ばなかっただけ。もともの目標値が低かったにしても、「大敗」というよりも「過半数に届かなかった」という表現の方がマッチしているように思う。個人的には「惨敗」を期待していたから残念ではあるが。

今後は政局。石破首相は続投を表明しているが足元では責任論が出始め、石破嫌いの最高顧問・麻生あたりが動き始めたようだ。かつて政権を民主党に奪われた奴が今回の選挙結果を見て石破下ろしに走るというのも滑稽な図だが。
とにかく自民党内は物価高や政治とカネの問題、関税など、直ちに着手しなければならない喫緊の課題がゴロゴロあるというのに、そんなことよりも相変わらず足の引っ張り合いの方が重要なのか。呆れるばかりだ。
今回、自民・公明が両院で少数与党に落ちぶれた原因は前任の岸田をはじめとする石破以前の総裁の党運営に端を発しているわけで、石破の責任というよりも、むしろ彼らの方にこそより大きな「罪」があるような気がする。

それでも党の総裁だからと石破に責任を取らせるなら、かつて太平洋戦争を止められなかった昭和天皇など、国家のあらゆる権力を握っていながら多くの犠牲者を出しても戦争責任を追及されなかったのだから摩訶不思議。もちろん占領軍の都合もあったのは承知しているけれど現代の理屈をもってすればそう考えてもおかしくはないように思ってしまう。

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「電気機関車EX」の連載を終えた。年4回とはいえ5年間、計20回の執筆はそれなりの苦労はあった。正式には明日22日に発売される本だから内容については触れないが幾ばくかの達成感はある。本が発売になったらあらためて振り返ってみたい。

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田端のEF81はお召し列車牽引に当てられた81号機よりも、スーパーエクスプレスレインボー牽引用に塗り替えられた95号機の方がファンの人気は高いと聞く。自分にとってEF81はあまり関心の高い車両ではないからどちらでも良い話だが、カシオペアの運転末期には95号機の登場が待望されたらしい。たしかに200ズーム程度のレンズで撮るにはボディ側面に描かれた「EF81」という文字が目立つからその方が良いのだろう。

でももし鉄道博物館にEF81が収蔵されるなら、お召し機の81になるのではないか。どうして保存車両の選定に当たってお召し列車の牽引が重視されるのかは不明だが日本人は皇室が好きだからな。
秋篠宮に孫が誕生したらしいが、それが男か女か性別すら発表しないことに何ら批判もしないのだからマスコミも皇族には緩すぎないか?(皇位継承の論議もあって、男だったら話がそちらに飛び火しかねないからか)いくら眞子が皇室を離れたと言っても将来の天皇の孫に違いあるまい。

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2025年7月19日 (土)

EF65501@南浦和

参院選挙を控え与党としてはアピールできるネタがないものだから備蓄米を放出し、米の価格がわずかに下がったことを街頭演説などで「手柄」のように訴えているが、最近まで今の半額程度の2000円台でもっとまともな米を食っていたことを思えば、こんなものは全く「手柄」でもない。むしろ古々米中心の備蓄米なんぞをこの値段で買わされることにもっと怒りを覚えるべきで、端的に言えば前より質の悪い米を今までより高い値段で買わされているわけ。ありがたがる理由などどこにあるのか。この備蓄米だってそもそもは税金で買い上げたもの。タダとは言わないがもっと低価格で放出しても罰は当たるまい。3000円台で推移していることの方がおかしくはないか?

それにしても日本人は気の良い人たちが多く、街頭演説などで政治家が「米の価格を下げるためにがんばった!」と言えば、すぐにほだされてしまうのだから、オレオレ詐欺もなくなるわけないわな。

もう忘れかけている人も多いのかもしれないが、裏金問題の解決策もあいまいなままに放ったらかしにしている自民党なんか過半数割れどころか、一気に少数政党にしてもおかしくはないのに、まあ明日の選挙でも第一党としての議席はのんきな有権者のおかげで確保されるのだろう。

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2008年11月3日撮影のEF65501。
この機関車のナンバーはクリーム色に埋没してしまいがちで、美味く反射を利用しないと判別しづらかったことを思い出す。ブルトレ時代のようにヘッドマークがあれば、そちらに目が行ってしまうから、あまり気にせずにすむが、マークがないときはナンバーが目立たず撮影者泣かせの機関車だったように思う。
その兆候は特に順光下で顕著で、撮影には曇天の方が向いていたようにかんじたのは自分だけだろうか。

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2025年7月15日 (火)

さらば天賞堂!

暑い日が続くので外出を控えて自宅で参院選の政見放送を録画しながら片っ端から見ている。ろくでもない芸能人が出るくだらないドラマなどよりもはるかに現実的で楽しいのは毎度のことだが、昨今はかつて話題となったマック赤坂氏や羽柴誠三秀吉氏ら〝大物立候補者〟がいなくなり(羽柴氏は2015年没)醍醐味が失せてきてはいる。

とはいえ、それでもユニークな人も少しは立候補しており目が離せないのは今回も同様。考えてみれば現役政治家の失言や暴言も同じ類のものだから、やはり政治家になるにはこういう方々と同じような素質も兼ね備えていなければならないのだろうとも思えるようになってきたのは、少しは物事を冷静に見られるようになったからかもしれない。

熱心に見ている理由の一つはただ面白いだけでなく、政見放送であまりにも非現実的なことを言った人に、果たしてどれだけの票が集まるのだろうということを確認したいから。開票速報を「へぇ~、あんな人にこれほどたくさんの票が集まったんだ」などといった視点で見たいがためで、いわゆるその下準備でもある。
与党過半数割れ必至の20日の開票速報は絶対に見逃せない。10倍楽しめるよう着々と予備知識を蓄えている。

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何気なくモデルスイモンのHPを見ていたら、かつて倶知安機関区に在籍して一部で人気を博した二つ目(ヘッドライト2灯)の9600が天賞堂から再生産されていることに目が留まった。自分自身、だいぶ以前に発売されたモデルを所有しているから、今はどれくらいの価格で販売されるのかと見ると何と¥616000(税込)!!! たまげた!

とうの昔に消えた蒸気機関車のモデルがこんな価格になっても買う人はいるのだろうか不思議でたまらない。まあ、カネのある人は多いし、しょせん少数生産だろうから売れる目算はあるのだろうが、それにしても自分が手に入れたときは¥200000を切っていたはずで、金属製モデルの価格高騰にはあらためて目を見張る。
天賞堂は再生産する度に価格を大幅にアップしてきているが、前回のC5711の時には以前と同じ程度のディテールに押さえてギリギリ¥400000以下で販売したから、この方針が続くのかと思っていたら今回のキューロクは大幅アップ。凄いことになってきたものだ。

素材となる真鍮などの金属が値上がりし、それが製品に影響するのは理屈としては分かっているが同じ模型メーカーでもモデルスイモンやムサシノモデルは納得いく価格設定。時期をほぼ同じくしてモデルスイモンが発売したHOの9600などはやり過ぎない程度のディテールでまとめ上げ、しかもかなり実感的な雰囲気を纏いつつ価格面でも納得できるからその魅力は圧倒的。
ムサシノモデルも社長自身がホームページで語っているように、かなり苦心しながらあれだけの製品をあの価格で世に出しているのは模型店の矜持とも受け取れ、率直に頭が下がる思いだ。

度重なる値上げの影響か天賞堂製品もかつてほど売れなくなって、最近では「もうダメか?」という噂まで出ているようだから、やけになって「ダメ元」の価格にしたのかもしれないがいやはや。もはや模型売り場よりも本業とも言える貴金属コーナーにでも並べた方がふさわしいと思うほど。かつてのブランドイメージに固執せず潔く鉄道模型(特に真鍮製モデル)から撤退すべき時期を迎えているように感じる。

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12年前の7月下旬は暑さにも負けず、まだ定期運行されていた「あけぼの」を撮っていたのだから今考えると50歳を超えていても気持ちだけはまだ若かった。

この日はEF64がプッシュプルで旧型客車の牽引に当たる高崎線開業130周年記念列車や、EF65501の12系列車なども走ったため倉賀野まで撮影に出かけた。現地で撮影を終えて引き揚げようとしたところ上野寄りで撮っていたTさんから電話が入り、「あけぼの」がまだ通過していないとの報告が入った。とっくに通過していなければならない時刻。きっとトラブルが発生し遅れが出たと考えて北浦和に先回りして撮ったのがこの写真。深谷か上尾あたりで機関車が故障し田端からEF81133が救援に向かったもの。

北浦和に着いてもなかなか列車が来ず、炎天下で数時間待ったことを思い出す。陽炎の心配をしながら夏場の午後1時近くまで粘ってようやく現れた。機関車(EF64)の故障だったはずだが、EF64のパンタグラフも2基とも上がっていたのはラッキーだった。

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2025年7月 3日 (木)

最終運転を終えた「カシオペア」

多少は迷ったものの6月30日の最終「カシオペア」の撮影はパスした。上野着が17時半ということで少し北上すれば人の少ない撮影地も見つかるだろうとは思ったが、EF8181牽引の列車は何度となく撮ったし、何よりも暑くてそれどころではないと判断した結果。きっと集まる人たちも「熱い人」たちばかりで、その熱も加わる中に身を置くのは「冷めた人間」としては耐えられそうもなかった。

後に最終運転の模様はニュースや新聞などでも見たが、今回も列車最後尾に意味不明の「ありがとう」などという貼り紙があったようで、どうして鉄の塊に「ありがとう」なのかは相変わらず意味不明で不思議。昔からお召し列車などの目玉列車を好きで勝手に撮りに行っていながら通過後、拍手が起きたり、感極まって「ありがとう」などと叫ぶ人や万歳する者(正直に言えば「?」としか思えない人間)が存在すること自体、理解不能で気味が悪いと思う身。だからこうした「信者」のような方々が蝟集するネタを避けたのは元々の宗教嫌い(戦争や紛争などの多くが宗教が原因で起きているようなもの。人間を幸福にすることなどないと思っている)のなせる本能だったのかもしれないが。

さて、これからのこと。12両編成の客車を買い取っても走らせることができる会社があるとも思えないが、分割して数両でも引き取る会社があるとも思えず、観光地の列車ホテルなどに転用する以外、使い道は限られるだろう。
涼しくなる頃に廃車回送でも行われるのなら物見遊山で見に行くかもしれないが。まあどうなることやら。

そういえば12日に上野駅でE26系の個室開放イベントが行われるようで、少なくとも尾久~上野駅の間では機関車牽引の列車が走るとか。

写真は2015年3月の大岸。
定期列車(もちろん1編成しかないからほぼ1日おきの運転だったが)として北海道に乗り入れていたころの姿。

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