物足りないブルトレもどきのイベント列車
さて明日からまた北海道。昨年、一昨年も同じ時期に行ったが今年は少し遅め。ちょっと気になる被写体があったので、それに合わせてスケジュールを組んだら良いタイミングになった。ただ、どうせ撮れないだろうと過剰な期待はしていなかった被写体でもあるので、当初予約したホテルから撮影現場まで遠いのは難点。でもまあ、滅多に見られない相手だし、見られる時期も短いので嬉しいのは間違いない。相手は生き物だから状況が変化するかもしれないが、とにかく楽しみにしている。
今回は6月2日までの滞在で、後半の3泊はウトロの定宿「北こぶし オホーツククラブ」。港を見下ろす快適なホテルで温泉も食事も上等。あとはヒグマやフクロウ、子ギツネたちが見られれば最高だ。
割とハードな日程になっているため、2日の深夜に帰宅して3日早朝の「カシオペア」に行く気力が残っているかどうかについては微妙なところ。
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この写真を撮ったのは2014年12月のこと。東京駅開業100周年とかで東京から伊東の間で走ったもの。
往年のブルートレインを彷彿させるイベントだったが、ご覧のように編成が6両では寸詰まりのような印象でいただけない。こういう場合は正面からタテで機関車のアップを狙うべきだが、この東神奈川付近のポイントでEF65Pの下りのブルトレを撮ったことがないから、あえてこの場所を選んだ。
まるで大井川で走っている、かつてカツミ模型店が販売していた「自由形」電機牽引のおもちゃ列車のよう。まあ、その程度のものでも目の色変えて撮影に行く人がいることを思えば、まだマシだったのかもしれないが。
「カシオペア」が淘汰されれば長い編成の客車列車は消滅し、残った客車を使ってもせいぜいこれぐらいの編成で面白味などなくなってしまう。
そういう観点でも、決して好きなデザインではないが「カシオペア」がなくなるのは残念だ。








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