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2025年4月

2025年4月21日 (月)

群馬国体のお召し列車試運転

延長雇用を辞退してからちょうど1年。「サンデー毎日」の日々を送っているが、体力的な衰えや記憶の低下などもなく、今のところ旅行三昧の生活を楽しんでいる。先週も金曜日から昨日の日曜日まで2泊3日で岩手に行って、いつもお世話になっている湯田温泉の旅館「山人(やまど)」で温泉に浸かり、美味い料理と酒を堪能してきたが、月が変われば今度は秋田の男鹿半島を訪れる予定。「山人」が男鹿に新しい宿を建設し、その開業前にモニターとして招待してくださる。男鹿半島と言うところは鉄道撮影でも全く行ったことのない土地で、25年も前ならDD51の列車が走っていたようだが、今や鉄道が存在することさえ忘れていた地域。観光と言われても直ちに思い浮かぶような施設や場所もなく、「山人」がどうしてこんなところに新たな宿を建てたのか不思議に感じたものの、部屋から眺める日本海が絶景とのことで楽しみだ。食べ物の美味しい秋田でのんびり過ごして来たい。

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関税交渉でアメリカに派遣された赤沢経済再生相が突然、交渉にトランプ大統領が現れたことで記者会見で自らを「格下も格下」と評したことは、少しばかり情けない気もするが、しょせん大した問題ではない。ことしの流行語大賞に「格下」が選ばれてもお笑いのネタとしては結構だが、それを本気で批判する連中も自分が所属する組織の打ち合わせや他社との交渉の場に、予定されていなかった社長クラスの幹部が出てくれば慌てるだろうに。よく言うよ!
また、トランプにプレゼントされた「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)」のスローガン入り帽子をかぶった画像をSNSに公開したとしても、頂戴した帽子を頂いた相手の前で被るのはマナーでもあり、そういうことに目くじらを立てる奴の常識ってどうなのかと思う次第。

先ほど国会中継を見ていたら立憲民主党の徳永えりが参院予算委員会の集中審議でそのことを質問していたが、社会通念上当たり前の行為を、さも悪いことをしたかのように追及している姿にあきれ返った。立民が民主党時代に政権を担っても大失敗して、世論調査でも今もって野党第一党としての支持を得られずにいるのは、こういうおつむの悪い議員を抱えているからだろうと確信した。やはりこの党には政権担当能力はなさそうだ。
国会議員の数を減らして、こんな人物が国政に関わることを阻止して欲しいもの。

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何年か前、大井町の東京車両センターで保管されていたEF5861が鉄道博物館に保存されることを書いたら、多くの批判をいただいたことを思い出した。まあ内容があまりにもバカバカしいので、一つ一つ相手にする気もなかったが、そろそろ裏話を書いても良さそうな時期かもしれない。
じっくり書きたいので、少し時間のあるときに記事にするつもりだが、あのとき61号機が大宮に移送されることを書くに当たって、JR東京支社広報に事前通告して判断をうかがったことは取りあえず書いておく(本来、そんな必要はないのだが)。電話応対してくれたO氏とのやりとりについては記録もあるので、それに沿って書こうと思うが、裏事情など知るべくもない人からのコメントを見ると「関係者が飛ばされたらどうするつもりだ」をはじめ、あれこれとお門違いのご批判も多かったから、実際のところを記事にしておくのも良いだろう。

1983年10月5日、上越線の津久田で撮ったお召し列車の試運転。

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2025年4月16日 (水)

カシオペアのラストランで早くも場所取り?

真偽については分からないし自分自身、さしたる興味がないから確かめる気もないが、6月に何本か設定される「カシオペア紀行」。これに合わせて某有名撮影地で早くも場所取りが始まり、地主の了承を得たうえで三脚が立った所があるという。本当に地主の許可があるとしたら問題ないわけだが、まあ何とも気の早い方々がいるものだと驚いた。

とは言え、かつてEF5861のお召し列車が走るなどというときは、こういう人も少なからずいたわけで、そう思えばどうと言うこともないのだが、鉄道に対する興味は薄れてしまった今となっては一般の人とさほど変わらない目線になったものだからちょっとビックリしたのも事実。そんなにまでして確保したい撮影地とはどこなのだろう?

まあ牽引機も田端のことだから81号機と95号機を交互に投入するのかもしれないが、6月下旬のラストランに向けてヒートアップしていきそうな気配。

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2013年9月23日のディズニーランド行き団体列車。当時はまだこんな車両があったっけ。

この日は高崎~水上でSLの重連運転があって、これは行きがけの駄賃。神保原~新町のここはその後、警察がウロウロしてちょっとでも鉄道の敷地に入ったら連行される人もいたとか。嫌な時代になってきたが、このころはまだそこまでうるさくはなかったように記憶している。
鉄橋を渡ってきたシーンを撮った後、振り返って後ろから撮ったコマ。周囲に傘を差したファンがいるのも今となっては懐かしい。6両の短い編成を超望遠で撮ると、まるで「単機回送」のように見えてしまう。

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2025年4月12日 (土)

カシオペア客車の引退

ニコンが発表したZ5Ⅱはなかなかのもの。もちろん昔のフィルムカメラに比較すればボディだけで¥200000を越えるわけだから、それと較べれば高価には違いないが、昨今のデジタルカメラの価格からすればかなりのバーゲンプライス。フルサイズで、上位機が備えている性能をほぼ備えていて、大抵の撮影ではこれ1台あればじゅうぶん。動物撮影に関してはトリミングが前提となるため2000万台の画素では少々心許ないものの高感度においてはZ9を上回るし、かつてのD3X並みの画素数と考えれば、その4分の1程度の価格でAFをはじめとする性能も格段に進化しているわけだから非常に魅力的。いままでどうしてユーザーに対して誠実なこういう製品がなかったかと不思議なくらい。

懸念されるのはバカな米大統領の関税引き上げで、現在の価格が上昇してしまう可能性があること。価格が大きな魅力であるのに、それがアップしてしまうとしたらこのカメラの良さがスポイルされてしまう。果たしてニコンはそのことを考慮した上でこの価格設定にしたのだろうか。もしそうでなかったら今後、値上げということも考えられるわけで、欲しいなら早めにオーダーだけでも入れておかないとまずいかもしれない。

そろそろZ9の後継フラッグシップ機が登場してもおかしくはない時期だけに、ここでちょっと「道草」するかどうか悩むところだ。

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「カシオペア」の客車が6月に引退になると聞いても「それが何?」という感想の方が強い。北海道への乗り入れが終わって8年間、紅白歌合戦にお呼びがかからなくなったかつての人気歌手が地方のドサ回りをしているようなツアーに使われてきたのを何度か撮影したが、もともと客車自体には魅力はなく、牽引する機関車を撮りたいがための被写体でしかなかった。古い画像を見ても編成の側面が大きく写っているようなカットは非常に少ないのはその証だ。

夜行列車を撮りに北海道に通っていた頃も「北斗星」がお目当てで、次いで「トワイライトエクスプレス」。たまたま「カシオペア」も走る日だから撮ってはいたものの、あの車体色には違和感しかなかった。

ただし、これで12両もの長い編成の客車列車は完全に消滅するわけで、超望遠レンズで引っ張るのが好きな身としては、そう考えれば寂しさもある。最後にどこかへ引っ張りに行ってみようかと考え始めたが、ちょうどゴールデンウイークに仲間達と顔を合わせるからアドバイスをお願いしようと思っている。

一部にこの客車がどこかに売却されるのではといった憶測があるようだが、今さらJR北海道が入手するとも思えないし、これほど長い編成をそのまま使える会社もあるまい。読売新聞のオンライン記事には「引退後の車両の扱いは今のところ決まっていない」とあるが、すでにどこかから引きがあるのだろうか?

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2025年4月 6日 (日)

羽越線内で撮った「カシオペア」

現在、湯河原滞在中。昨年の晩秋に食べた鰻の蒲焼が忘れられず、それを出す富士屋旅館にやって来た。自宅から車で1時間半という距離だから気軽だ。桜は満開だがあいにくの雨だし、早々にチェックインして温泉につかり、夕食までダラダラと過ごしている。今どきの宿はネット環境が整っているから、ひまつぶしを兼ねて記事を書いている次第。「ひまつぶし」の記事を読んでいただくのは、いささか心苦しいが、自分自身の備忘録のようなものだから許してもらおう(そもそもタダで見られるのだから見たい人が見るだけだし)。

かつては湯河原など来ることもなかったが、お隣の熱海や伊豆よりもはるかに静かで(観光地がないことの裏返しでもあるが)、自分のような年齢層には落ち着けてありがたい。これよりも先に足を延ばせば猥雑な熱海の温泉街や、渋滞する伊豆へ向かう国道を通らなければならず、ここはほど良い場所。特に中国、韓国系の観光客と滅多に遭遇しないのは何より。今晩も静かに鰻を堪能できるだろう。

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昨日、動物や鳥の写真をアップしている自分のインスタをフォローしてくれている方の中で、あまり見てくれていないと思われる海外や、一部の日本人と思しきフォロワーを相当数ブロックした。特に海外からのものは妙に若い女性が多く、その人のコメントや画像を見るとハニートラップもどきのフォロワー増加手法とも疑われ、鼻の下を伸ばしていても馬鹿にされているだけなのは間違いなさそうだからサッサと排除するに限る。自分がきれいだとうぬぼれて水着写真やきわどい画像を見せつけられても、酸いも甘いもかみしめてきた百戦錬磨のこちらとしては刺激を受けることもない。

こういう傾向は現役時代、マスコミでカメラマンをやっていた時に仕事のつながりで名刺を渡した女性から、繰り返しそんな画像を送られてきて最初の頃こそニヤけていたものの、その「下心」が分かればバカバカしさが勝ってしまった。前回の記事で書こうかと思って、書かなかった女子アナのことはここから推測してもらいたい。

で、話は戻るがインスタを始めたのは動物などの写真を撮るようになって、知り合ったばかりの人に連絡先を尋ねられたときに、無下にできない相手との連絡手段として用いただけで(もう仕事を辞めて名刺がなくなっていたし、自宅の住所や電話番号など個人情報をそう易々と披歴したくなかった)、写真を他人に誇示してフォロワーを増やそうという俗っぽい思惑はなかった。報道機関で働いてきて毎日のように新聞などに、撮った写真をさんざん掲載してもらった身には、それは日常的に当たり前のことであってインスタごときでたくさんのフォローを集めたとて大喜びするのはカメラの初心者としか映らない。
ちなみにフォロー数が増えるのはモモンガやシマリスのような「可愛い系」の画像。撮影に苦労したり難しい状況下で撮った動きのあるワシやキツネなどの写真は、あまり評価されないようだ。けっきょくインスタの世界は写真というものを本当に理解していない連中が大半で、その評価など表層的なものでしかないと解釈している。

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この写真を撮ってからもう10年近くがたつ。早いものだ。
思い返せば当時は長いレンズで、それまで趣味誌などで見られなかった場所やアングルを探すことに懸命だった。ここは比較的有名な羽越線内の撮影地だが、1000ミリクラスのレンズだとどう撮れるのかと行ってみたら思いのほか悪くなかった。自分としてはこれよりももう少し前のショットの方が気に入っていて、これは「出がらし」のようなコマだが、後のコマも見てみたいという要望もあり再掲した。

午前の早い時間帯の上り列車だが小雨日よりとあって日の当たる方向や陽炎を気に掛ける必要はなかった。本来なら午後の上り列車が順光のはず。もう一度チャレンジしたいが「カシオペア」の引退も迫りつつあるようで、そんな日はやってこないのかもしれない。短い編成だとつまらないだろうし。

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2025年4月 2日 (水)

秩父のC58363

どうでもイイけど、フジテレビと中居正広の話って今もって新聞の一面に掲載するほどの話なのか?
こんな話、一昔前ならゴロゴロ転がっているし、マスコミの中ではテレビに限らず、今でも似たようなことが繰り返されているんじゃないの。実際、自分が勤めていた会社の人事部長もこんなような事案でクビが吹っ飛んで妻は自殺未遂を起こし、おまけに当時の社長も辞めざるを得なくなったことがあったっけ。

一方、この中居という男、人気があったときには何の臆面もなくチャラチャラとテレビに出ていたくせに、いざコトがばれた途端、一切マスコミの前にも現れず、簡単な文面で引退してしまったのだから、危険を感じて殻に閉じこもるヤドカリのようで無様このうえない。

また、女子アナも人それぞれで…と書き始めると身近であったいろいろな事例を語ることになって、今のご時世では火の粉が飛んできそうだからやめておくが、まあこんなニュースで新聞の一面を張るなよな。実にバカバカしい。それより埼玉県八潮市の道路陥没事故の続報はどうなってるんだ!

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先日、あるところで秩父のC58363にまつわるうわさ話を耳にした。
しかし、今や鉄道には大して関心もなくなってしまい、その真偽を確かめようとも思わないが、ナンバープレートを形式名のないものにして煙室扉ハンドルがD51498のようなタイプだったらかなりイイ顔になる機関車で、昔から一目置いてきた身には少しは気になる存在なのは間違いない(噂はハンドルが換えられるというものではありません)。

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