« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »

2025年3月

2025年3月29日 (土)

鬼門だった撮影地

普段からテレビは見ない方で、民放などここ何年も全く見ていない。どれもこれも同じようで貫禄のない若手芸能人が、非現実的な設定のストーリーを展開し、学芸会に毛の生えた程度のドラマが目立ち陳腐極まりないから。だからテレビはNHK以外視聴しないが、最近のNHKもお笑い芸人を頻繁に起用する傾向が強まって、スタジオにいるメンバーだけが盛り上がり、視聴者に自分たちの宴席を見せているだけにしか映らない。もちろん見なきゃ良いのだが、視聴料を払っている手前、文句を言っても罰は当たらないだろう

昨日終わった朝ドラなど目の下の隈が目立つ、死体の役が最も似合いそうな主人公役のお姉ちゃんが、「ギャル」を連発しながら朝っぱらからまるで「ゾンビ」のような姿で出てくるのだから気持ち悪く、この半年間は番組が始まると極力リビングから出て自分の部屋にこもるよう心掛けたほど。
それがようやく終わり、4月からの番組改編で様々な新番組が紹介されていたが、どれもバカなお笑い芸人ばかりを使ったものばかりのようで、NHKすら見る機会は減りそう。

そんなわけで「これは!」と思うような番組だけを録画して後から再生する傾向がますますが強まるのは間違いなさそうで本日、外付けハードディスクを増設した次第。

*************************************************************************************************

開店休業状態のこのブログ、少しは「喝!」を入れようと古い写真を見直してみたが、自分としてはどれもつまらないものばかりで、記事を更新する気力が涌かないのは自業自得か。

で、こんなありきたりの写真しか残っていないが、この場所は自分にとってかなり鬼門だったところ。本命の列車を撮るときに限って手前に列車が行き交い、機関車のパンタグラフが後ろの架線柱を越えた位置でシャッターを切りたいのに、そこまで引き寄せることが叶わず、やむなく早めにレリーズしてしまったものばかり。
中にはこういう理想的なタイミングで撮れたものもあるが、これは本命の被写体ではないから嬉しくもなくお蔵入りしていたもの。ホント、ここでEF5861のまともな写真が撮れたためしはない。

スノープローのないEF65PFなど撮っても仕方ないと思いつつ、それでも当時は暇つぶしとしてもこんな列車が当たり前に走っていたのだから今よりははるかに良い時代だったわけだ。

Img476

| | コメント (0)

2025年3月20日 (木)

最後となった特急「大雪」上り最終列車

10日から17日までの北海道での動物撮影旅行中、14日に後から来る妻を迎えるため女満別空港に行ったので、この日が最終運転日となる石北線の特急「大雪」を女満別駅近くで撮影した。
折しも激しい雪。視界が悪いうえに風も強かったため撮影を断念しようかと思ったが、O氏からいただいた情報を無駄にするのももったいないと気温以上に寒く感じる屋外に身を置いた。
しかしながら、いまさらこんな車両のために厳しい寒さに耐えるのも何ともバカげているようにも感じる。あまりにもタイミングが良かったから約2分間ほど辛抱したが、そうでなきゃ撮るはずもない。吹雪のためにろくな写真にならないのも分かっていたし、お別れのマークが付くわけでもないうえに「大雪」の表示もほとんど見えないのだから何とも無駄な行動だった。

_dsc5572_21370

| | コメント (0)

2025年3月 9日 (日)

「金星」

明日10日からまた北海道。1日に帰ってきたばかりで中8日でUターン。無職の身ゆえ、そのまま滞在したかったが、公的機関に行かなければいけない所要や、ホームセキュリティの更新工事もあったし、趣味誌の記事執筆や写真のチョイスもあっていったん帰宅していた。それなりに忙しい毎日で、前回の旅の写真処理もままならず慌ただしかった。

明朝、羽田から帯広に入り数日後、道東に転戦する。今年は流氷の接岸も遅く、気温も高いようで前回よりも雪が解けて森の中を歩くのも楽になっていると思われる。
昨日、鉄道趣味仲間のO氏に次のダイヤ改正で現在走っている特急「大雪」が快速列車に変わると聞いたから、撮りに行ってみようかと考えたが、どうなることやら。鉄道に対する熱意はもう抱けそうもなく、数か月後に山口線でD51が牽引する「サロンカーなにわ」についても、きっと重い腰は上がりそうもない。

1979年に撮影した「金星」。実りのない旅だったが、臨時列車ばかり狙っていたのだから、そういう「はずれ」が起きることもある。

581

 

| | コメント (0)

2025年3月 5日 (水)

移動途中に「流氷物語号」撮影

2月20日から10日間ほど動物や鳥の撮影で今年2度目となる道東に行ってきた。ここでは生き物について述べないが、26日にウトロから網走に向かう際、家族にも好評の「サケとば」を購入するべく止別駅前を経由し線路沿いを走っていると何人かのカメラマンが集まっていたため何を撮ろうとしているのか聞いたところ、この季節だけ走っている「流氷物語号」を待っているという。さらに話を伺うと、40系気動車で走っているこの列車、3月のダイヤ改正で消滅すると言うから空も青いことだし助手席には100~400ズームを付けたカメラが出しっぱなし、しかも待ち時間も15分ほどだから撮影してみることにした。
この列車、たしか以前も目撃(または撮影)したことがあるが、まだ釧網線で40系気動車が走っているとは思いもよらず、これが最後になるのならちょうど良い。いずれまた何らかの観光列車に代わるのだろうが、このところブログのネタもつきて素材になりそうだとの思惑も働いた。

止別といえばオホーツク海を望む有名撮影地があるが、積雪の上を歩いて向かわなければならない。車にスノーシューは積んでいるものの、この程度の列車にそこまでするのも時間の無駄。鉄橋のそばで簡単に済ませることにした。2019年の1月だったか、初めて知床のワシを撮りに行く際、ここでキハ54を撮ったことを思い出す。

それにしてもこの近くに止めている車はレンタカーか道外から来たものばかり。今の時代、こんな列車でもわざわざ寒い北海道までやってくる人もいるのだから、よほど被写体に飢えているのだろう。自分だったらこんな車両を撮るために北海道まで来る気にはなれまい。

せめてC11の「SL湿原号」を出張運転するなどしても良さそうに思うのだが。

Photo_20250305113201

| | コメント (0)

« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »