EF5861のお座敷列車@東神奈川
撮影対象を鉄道から北海道の生き物へと変えた今、もはや過去の鉄道画像に目を配る時間が激減した。毎日、ハードディスクに収めたデータを見直してはいるものの、チェックするのは動物や鳥ばかり。気がつくとこのブログの更新が滞って、慌てて間に合わせのような絵をチョイスしているが、RAWデータもかなりの量になって画像一覧ソフトで開くにも時間がかかるものだから、つい面倒くさくなってしまう。そもそもフィルムで撮っていた鉄道の画像をスキャンする際にTIFFで50メガ以上で取り込んでいたから、データが開くまでに時間がかかるのも当然。高画質で取り込もうとしたことが今になって仇になっている。いずれ処理速度が速く、容量も大きい外付けのSSDが出たらそちらにデータを移したいとは思うが、今のHDDのような価格になるまでにはもう少し時間がかかりそうで、しばらくは我慢するしかあるまい。
今回撮ってきたナキウサギはモモンガやリスなどとは違って動きにあまり変化がないから、すでに画像処理は完了している。撮影枚数はそこそこの数に及ぶが、岩に上って上空を見上げるポーズばかり。撮れれば上々の準絶滅危惧種だから贅沢は言わないが、すばしっこい割に面白いカットは期待できず、図鑑に載っているような写真ばかり。画像処理していても思いがけない「発見」もなく、早々に完了した。
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動物写真を撮っていると年配のカメラマン(男女問わず)に機材自慢をする方々がけっこういる。やれ自分はキヤノンの全レンズを揃えたとか、ニコンのミラーレスも全て持っているけど慣れた(一眼レフの)D6が良いとか、機材に散財していることを誇る人。正直、こういう人と一緒になると面倒くさくて仕方がない。撮影に使う機材はほぼ決まっているのだから全てを現場に持ち出せるはずももなく、ただただ所有欲を満たしてような連中。こちらのカメラのプロストラップを見て、張り合うように自慢されても、先行き短いオッサンに「羨ましいですね」くらいしか返す言葉はない。特に大口径レンズで撮っている人などは筆者が愛用している軽いPFの600ミリ F6・3を見て、「軽いのも良いけど、やっぱり大口径の方が画質は良い」などと言うのだから返事する気にもなれない。600ミリのF4・0など一度持ち歩いてその重さに閉口した身としては、「そんなこたぁ、とっくに分かってるよ! それよりそんな重いレンズを持ち歩いてたら行き倒れになっちまうぞ」と言いたいところだが、そこはじっと我慢。先日などは「この400ミリのF2・8、凄く気に入ったからもう一本買おうと思う」という人がいて「アホじゃないの?」と喉まで出かかったほどだ。
まあカメラメーカーの知り合いが聞いたら喜ぶだろうが、こういう方々の感覚はどんなものなのだろうか。
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1980年11月8日撮影の9114列車、沼津のお座敷列車。この頃はもう、いくら61号機と言えど客車が12系では、光線状態が良いスジでなければ撮りに行く気力がだんだん希薄になりつつあった。
そんな中で注目したのがお座敷客車やオールグリーン車の列車。いわゆる「旧型客車」の範疇に入る外観だから、これについてはけっこう撮影した。この写真は東神奈川でペンタックス6×7とオリンパスの300ミリを使ったことが記録に残っている。
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