お呼びじゃなかったEF58の画像①
平日夕方のNHK首都圏ネットワークで毎日報告される「オレオレ詐欺」の被害。呆れるくらい連日、あの手この手で騙される人が多いことにビックリする。
たしかに詐欺をはたらく連中の狡猾さや巧みな甘言など、いろいろあって被害者がそれに乗っかってしまうことに少しは同情するが、これほど大きな社会問題となっているのにそれでも大金を振り込んでしまうケースも多く、正直言って「こいつらバカか?」というのがホンネ。
もちろん子供や公務員になりすまなどしてお年寄りを騙す奴らの性根にも強い憤りを感じるが、やはり一方で情報がこれほど流布される時代になってもなお被害に遭う人たちが減らないのはやはり自己責任に決まっている。
自分が勤めていた会社でも親が500万円ほどの被害に遭って、当事者の息子が親をなじって不和になったという話もあったが、同僚の肩を持つわけではないものの、その気持ちよく理解できる。
だまし取られた金など返ってくるまい。汚い犯罪に手を染めて笑っている連中の顔を思うと腹も立つが、一方で最近はだんだん加害者に対して「巧くやったな!」などと思うことすらあるのは、あまりにも被害者が愚かに見えるからか。
けっきょく日本人というのはお人好しが多すぎる。こんなニュースを見ながら騙される老若男女の話を聞いていると政治にしても同様だなと思ってしまう。例えば裏金問題にまつわる政治資金改正法も結局は国民を欺くか如き内容で、どうせ「喉元過ぎれば熱さを忘れる国民」は中身の酷さにまで目が届かないのだろう。
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無職になって家にいる時間が長くなったが案外暇はない。今まで家の中でやるべきことをやらずにきたおかげで、それをこなしていると、思っていた以上に時間がかかり、夕方気づいてみるとヘトヘトになっていることもたびたび。いかに家事を疎かにして妻に任せっきりにしていたかがよく分かる。今日は朝5時半に起きて庭の手入れをしたが午後は午後でそれに付随したこともやる予定。しかも次の日曜日からしばらく北海道に行くのでその準備も重なり、撮影の下調べなどにも時間が足りない。
仕事を辞めたらこのブログにしても別のブログ、あるいはインスタグラムの更新の頻度を高めようと思っていたのに、なかなかそうもいかず予想外の展開に驚く。
そういう状況なので当ブログの写真もじっくり選んでアップするほど時間をかけられず今後は目についた駄EF58、端的に言えば凡庸極まりない松竹梅でいうところの「梅」のEF58を片っ端から羅列してブログを継続しようと、安易な方針を採り入れることにした。まあ趣味誌から連載記事の執筆も頂いていることから、このブログにあまり細かいことを書くと原稿のネタも重複するから、サラッと写真だけアップして説明については大幅に手を抜こうという魂胆。きっとこのブログを見てくださっている方も、自分と同じような年齢層か少し下ぐらいの方が多い事だろうから、当時注目度が低かった機関車の写真について長ったらしい解説など読む気もないだろうし。そしてご覧いただくとすぐに分かると思うが大窓の機体以外については、真面目に撮影していないのがありあり。フレーミングがいい加減だったり編成後部が切れていたりと、まったく集中力が欠如した写真ばかり。コストの高いカラー(リバーサル)で撮ったものなどほとんどない。
では「お呼びじゃなかったEF58」の画像シリーズのスタート。
始めは20系時代の夜行急行「銀河」を牽くEF5856(宮)。1979年3月10日、保土ヶ谷。この時もやって来る機関車が分かっていたからブローニーをやめて35mmのカメラで撮った。
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コメント
いつも楽しく拝見しています。
昨日は、下名の拙いコメントに応えていただき、幸甚です。
さて、「お呼びじゃなかったEF58」とは思い切った表題ですね。
仰るようにEF58も晩年は、おかしな改造をされたカマが多く、撮影しませんでした。
特に竜華機関区のEF58は、2灯化されブサイクでした。さらに白いHゴムのカマも
在籍し、ブサイクに輪をかけたようなカマも見られました。
風光明媚な紀勢線で活躍しましたが、撮影には出向きませんでした。
撮影対象にはならなかった竜華機関区のEF58ですが、
EF58の引く「はやたま」に乗って新宮に向かい、DF50のけん引する「紀伊」を撮影したことがあります。
この時ばかりは、けん引してくれたEF58に感謝でした。
投稿: 元鉄道ファン | 2024年6月20日 (木) 21時30分