横軽のEF63
毎年恒例の鉄道仲間たちとの宴会。今年も楽しい時間を過ごすことができた。初めて参加くださったN氏や大阪から駆けつけてくれたHa氏、それに先輩のI氏やO氏などもお元気で何より。今だから話せる裏話なども披露していただき、あっという間の時間が惜しい。長年の知り合いとの楽しい時間は、やはり一泊できる余裕が欲しいほどだ。また、I氏には久しぶりに模型の話もうかがえて、そろそろ自分が欲しいと思っているSLも模型化に向け進み始めたようで楽しみだ。
幹事のM氏にただただ感謝するのみ。
さて連休が終わればまた北海道へ撮影旅行。今回も一週間程度の日程になるが昨日、現地にお住いのT氏から今年もキタキツネのカップルに子どもが誕生したという嬉しい知らせが入った。実は昨年も撮ったカップルで母ギツネはこのとき足にけがを負っていて、この冬に行ったときにはその部分が壊死したらしく足がなくなって骨がむき出しになっていた。だからこの春は子供を産むのは無理だろうと考えていたのだが、何と昨年と同じように4匹の子に恵まれた聞き喜びもひとしお。まだ巣穴から出られるようになったばかりだというから警戒心も強く、カメラを向けたら巣に逃げ込んでしまうかもしれないが、とにかくめでたしめでたし。母親のお乳を飲むシーンも撮れるかもしれないと期待している。
北海道というところは四季を通じて動物の様々な姿を見ることができ、ごく当たり前の観光旅行にはない「発見」という魅力が多く取り憑かれてしまう。
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先日の宴会で初めて顔を合わせたNさんに磐越西線時代の745号機をはじめとするDD51の写真を見せていただき、刺激を受けたせいか自分の古い画像でも再掲しようかと思ったら、まだこのブログにアップしたことのない横軽のEF63の写真を見つけたので今回はそれを使うことにした。
貫通扉のある車両が好きな自分だが、このEF63やEF62はあまり関心がなく、現役時代ほとんど撮りに行くことはなかった。この写真は1980年の12月にHo氏と出かけたものだが、この頃の自分はお座敷客車など帯が入ったグリーン客車で統一された編成に惹かれるようになっていた。グリーン車から帯が消える時期に重なったことも要因だが、それは大きな理由ではなく、ただ単に魅力的に見えたから。横軽に行けば上り列車は機関車が3台連なるわけだから、それまでは滅多に足を踏み入れたことのない線区に行ったというわけ。
これはその時に撮ったもので、言ってみれば本番前の前座。それでもこの頃は新幹線開業前。ここを通過するすべての列車はEF63の補機が付き、興味こそ低いものの退屈することはなかった。
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