朝日に輝く東急8500系

今日は久しぶりに自宅から車で20分の霊園に義父の墓参り。
今年になって初めてだから雑草が伸びていることを覚悟して行ったが、昨年末に散布した除草剤が効いているのか肩すかし。墓石などを軽く水洗いして先ほど帰宅した。緑に囲まれた環境の良い場所で、ちょっとした気分転換になった。

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しばらく前、早起きして撮りに行った田園都市線の8500系。外出自粛中はこの車両を撮ることで少しだけストレス解消を図ることができている。

この日はRAW現像でこんな絵を作りたいと、露出を切り詰めて周囲を暗く落とした。
ステンレス車両の場合、光が当たっているところとそうでないところでは明暗差が激しく、撮影時の露出だけでこのように撮れることは滅多にない。一昨年、同じ東急の7700系が引退する間際、蒲田で凄い斜光に恵まれたのは奇跡に近いケースで、毎回そのような幸運を期待しても思い通りにはならないから、わずかな調整で自分が思い描いたイメージに仕上がるよう露出を設定して撮影に臨んだ。

適正露出ばかりで撮るのではなく、狙ったイメージに合わせて露出を決めることも写真の醍醐味だ。

(写真、文:U)

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2020年5月22日 (金)

小雨の中、「さくら」マークを付けた61号機

金を賭けないで麻雀をしたら、役満をはじめとする大きな手を作りたい面子ばかりになって「上がろうとする人」がいなくなり面白くもないだろうと想像するが、立場が立場だけに黒川さんはご愁傷様だった。まあ、それでも訓告だけで(税金などから)7000万円もの退職金がもらえるし、どうせ天下りもできるのだから嘆くには及ぶまい。

そして毎度、「責任はある」と言っても「責任を取る」とは言わない首相や法相。

マスクはまだ届かぬ。

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昔(と言っても蒸気機関車全廃後)は不意に訪れても構内で撮影させてくれる車両基地がまだ何カ所かあった。1978年前後、東海道、山陽筋の機関区だと新鶴見、浜松、米原、吹田、岡山、広島などに、形式写真を撮りたくておじゃました。走行シーンよりも止まっている姿の方がいろいろな角度で撮影できることや、現場の雰囲気を肌で味わえるのは何より楽しかった。これはSLが現役だった頃からの習性で、主役が電気機関車やディーゼル機関車に代わっても、車両基地での記録はずいぶん残せたように思う。

被写体をEF58の大窓機に絞ってもそれは同様。巧拙はともかく自己満足できるカットはいささかなりとも撮ることができたつもりだ。

中でも61号機はやはり別格で、こんな写真もある。宮原機関区で1980年7月26日撮影。以前にモノクロはアップしたが今回はカラー。
見ての通り小雨交じりの中、発色が悪いのは覚悟で無理やりブロニカにリバーサルを詰めた。自分の印象では曇天だとエクタクローム(当時はブローニーのコダクロームは発売されていなかった)よりもフジクロームの方がいくらかマシな色が出るようで、常にカメラバッグにはフジを忍ばせていた。フィルターで調整する方法もあるにはあったが、W2とW4の使い分けがよく分からず、けっきょくデジタルになるまでフィルムの特性にすがった。

パンタグラフを上げて撮影に適した位置へ移動してもらったうえ、さらには宮原機関区のお宝「さくら」のマークを付けて撮らせていただいたのは大変ありがたかったが、何よりもよその区の機関車ということに心苦しさを感じたものだった。

(写真、文:U)

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2020年5月20日 (水)

近江長岡のEF66ファーストナンバー

ようやくニコンD6の発売日が6月5日に決まった。当初の3月が5月になり6月と2度も変更になったが、5日だけの遅れならギリギリ許容範囲で、「●月になります」という今までの漠然としたアナウンスに比べれば、日にちがはっきりしただけでも、企業としてやっとまともな対応になったと思える。

しかし失った信用は大きく、東京五輪まで猶予ができたから来年、D6SもしくはD7なんぞを発表しないかなどと疑心暗鬼にもなるが、一部先行使用しているマスコミ関係者によると、スポーツの大会が相次いで中止となり取材がなくなった現状、まだ評価の下しようはないらしい。

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スキャナーの使い方のコツに気づいて、ネガフィルムのデジタル化をやり直している。先日、不具合が出たと書いた15年使ってきたスキャナーも、ちょっと工夫して使ったらリカバリー可能で問題解決。いずれは買い換えなくてはいけないが、しばらく余計な出費は無用のようだ。

まがいなりにも長いこと鉄道撮影を続けてきたから、それなりの量はあっていつ終わるともしれない気の長い作業になるのは承知の上。以前に取り込んだデータよりはるかに良くなっているから、やりがいはあるものの完遂までにはかなりの時間を要することも覚悟している。

先日の紀勢本線、DF50の写真などのように、かつてブログにアップしたことのある写真を再掲することが増えるはずだが、そこは画質の向上に免じて目をつぶっていただこうと思う。さっそく今回も取り込み直したEF66のファーストナンバーを掲載する。

撮影日は1981年1月10日。EF5861が牽く新製されたばかりの50系客車の回送を雪の近江長岡に撮りに行ったときの副産物。
EF5861が場違いな上越線などに入ることのなかった時代、雪の中を走る姿を撮りたくて遠征した。このときの話は何度も書いてきたから省略するが、わざわざ遠くまで出かけたのに天気が芳しくなく露出も上がらず苦しい撮影条件だった。

試作機の901号機が存在するEF66のファーストナンバーにどれだけの価値を感じるかは人それぞれだが、寒さを耐えつつ本番を待つ身にはほどよいネタで、ありがたかった記憶がよみがえる。

下はやはりそのときに来た冷蔵車専用貨物5051列車。 こういう特に変わり映えしない機関車は単独で話題になることがないから、「おまけ」のようにアップした次第。

(写真、文:U)

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2020年5月18日 (月)

北浦和に通った頃② 「不気味な電車」

古い写真を見ていたらこんな電車が出てきた。2010年7月31日の撮影。
ビックリした。

カミさんを怒らせてもこんな顔にはならない。これまで自分が見た鉄道車両で最も不気味な印象。

485系電車からの改造というのは見れば分かるが、どんな列車に使われるか(今もって)用途は知らない。EF510に代わったばかりの「北斗星」「カシオペア」を待っていて突然、彼方から現れたときには「ゲッ!」とつぶやいたほど仰天した。
目撃したのは後にも先にもこれっきり。当時、ブログに載せなかったのはなぜだか覚えていないが、自分にとってみればとんでもないデザインで、発案したのは「デーモン小暮」じゃないかと想像をめぐらせたものだ。

D3Sで7枚連写したが、カメラもさすがにこの顔は印象的だったのか、全て正確にピントを追っている。AFの「顔認証」機能は付いていないはずだったが…。

(写真、文:U)

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2020年5月17日 (日)

画像補整した紀勢線のDF50サヨナラ列車

かつてこのブログで現像に失敗した紀勢線・多気の櫛田川鉄橋で撮影したDF50のサヨナラ列車を強引に掲載したが、スキャンし直し画像補整のうえ再掲載する。1980年3月1日の撮影。
そのときの詳細はここに記してあるが、なにしろ酷い画像をアップしてしまい、いつかもう少しまともに調整したいと気になっていた。コロナのおかげで外出を自粛する中、試行錯誤の末、やっと許容範囲まで調えることができた。

ネガのデジタル化は最近、カメラで複写し反転する手法が広まってきたが、ブローニーフィルムまではなかなかまかなえず、旧来通りスキャナーで取り込み、後でフォトショップなどを用いて調整している。ただし、そんな作業の中にもコツがあるようで、それをつかめば調整の幅が広がると同時に、現像に失敗したフィルムもかなり救済できると気づいた。

まだまだ不満ながらも、取りあえず以前の画像よりは格段にマシになったと感じている。
ペンタックスの6×7で手持ち撮影した。後ろの区名札に入っている文字は「勇者」と読めるような気がする。おっとりしたDF50にはちょっと似つかわしくない文言だが…。
最下段は本番の前に来たDD51牽引貨物列車。

(写真、文:U)

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2020年5月16日 (土)

ドライブついでに「湘南ライナー」

すっかり習慣化したウォーキングも、ひたすら歩くだけでは退屈だから、カメラを持ち出して田園都市線の8500系を撮っているが、ほぼ毎日だと飽きてくる。そもそも踏切のない同線では編成に架線柱を重ねないで撮れる場所は少なく、そういうポイントではすでに撮り尽くしてしまった。

もっと広範囲に歩き回れば良い撮影地があるのかもしれないものの、そうなるとウォーキングの主旨から逸脱してしまう。1日に12000歩くらいの行動範囲で新たなポイントがないかとウロウロするが、なかなか都合の良い場所は見つからない。

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緊急事態宣言前に撮った「湘南ライナー」。
車を点検に出した際に借りた代車が非常に素晴らしく、せっかくだからと未明のドライブのついでに撮ってきた。

東海道線の185系「踊り子」も順次E257系に置き換えられると言うから、この「湘南ライナー」や「おはようライナー」にも影響が出るはずで、運転中にそんなことを思い出して、「富士・はやぶさ」を撮影した懐かしの場所に寄り道した。

コロナの影響で世の中がバタバタしていることもあり、置き換えが遅れる可能性もぬぐえないとは言え、暑くなれば出かけるのも億劫になるからちょうど良い機会だった。

そろそろニコンD6も発売されると思われ、試し撮りに行くには適当な場所かもしれない。
なお、下の写真は2009年2月に撮影したもの。

(写真、文:U)

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2020年5月14日 (木)

瀬田川橋梁のEF5861

東京高検の検事長定年をめぐり、コロナ禍のどさくさに紛れて検察庁法改正案の審議入り。

ツイッターで500万件以上の抗議が集まったというが、当の安倍は「カエルの面に小便」。さすが。

こんな奴を増長させてきた「多くの」「意思なき有権者」たちが何をいまさら。

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1980年4月29日に東海道本線・石山~瀬田の瀬田川橋梁で撮影したEF5861牽引のお座敷8101列車ほか。H、K・M両氏と出かけ、現地で関西の友人たちと合流、瀬田川の河畔にある某社の独身寮から撮影させていただいた。

当初、最上階にお住まいの方の部屋から狙うつもりだったが、実際に行ってみるとそこからでは列車に鉄橋の欄干がかかってしまう。そこで廊下の天井にある非常用の脱出口をよじ登り、屋上に出させていただき、ギリギリ欄干をかわして撮ることができた。昭和天皇の誕生日で、寮に残って休日をのんびり過ごしていた方々には大変厚かましいお願いをしたわけで、今の時代だったら問答無用で断られていたに違いない。

かくして、この寮の屋上から6、7名がこのシーンに臨んだ。

下の写真は直前に来た「彗星」の回送。野洲の電車区から来たのだろうか?
はい上がるようにして屋上に出させていただいた身としては、まともなフレーミングをする猶予もなく、編成の後ろが切れてしまったのは残念だが、本命の列車に関してはノートリミングで決められたことは大きな収穫だった。
気を良くした一同はこの後揃って宮原機関区まで繰り出し、構内で61号機の写真を撮らせていただき上々の1日を送ることができた。
もう40年も前のこと。

なお、EF5861の写真はほぼ10年ぶりの再掲。

(写真、文:U)

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2020年5月12日 (火)

東急8506編成最終日

昨日、東急・田園都市線の8500系06編成が廃車となり午前中、最後の運用に就いたため早朝から車で撮影に出かけた。当初5月1日が最後と聞いていたが、けっきょく7、8日にも運用に就き、きのう恩田送りとなった。

やはり多くのファンが集まったようで、特に田園都市線での仕業を終え長津田から子どもの国線・恩田まで回送される際は、唯一の撮影ポイントとも言える車両工場近くの踏切に100人以上が集結したと言うから凄い。この時節柄、通りかかった人たちは何ごとかと思ったに違いなく、コロナ感染が発生しなければよいが。集まった人たちは事後の観察を怠りなきよう。

22日は26編成が運用を終えるようだ。

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昨日の撮影から。
(これもよく分からない言葉だが)ソーシャルディスタンスとやらを確保するために見つけておいた場所で、押上から長津田への回送を流した。早朝の上り1本目、清澄白河行きも、2本目の押上行きも同じ場所から長短2種のレンズでそれぞれを1カットずつ撮影し、この流し撮りをもって最後とした。

貫通扉の前に仁王立ちする乗務員がいるのは、最後の運用では毎度のことなのか、それとも人気の高い車両ゆえ、危険防止の配慮からなのかは不明。
私鉄に詳しい人の話では、これで東急から行き先表示が字幕の車両が消滅したことになるらしい。

(写真、文:U)

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こんな写真があったので追加。
1977年撮影の田園都市線時代の自由が丘駅構内。二子玉川寄りにこのように5編成を留置できる線路があった。気まぐれで踏切から135ミリを付けたまま撮影したが、真面目にもっと短いレンズに付け替えて撮るべきだった。こういういい加減な姿勢は後になって後悔するものだ。
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2020年5月10日 (日)

東海道本線・根府川のお決まりのアングル

今日は午前の遅い時間帯から天気が回復してきて、庭の草むしりなどを手伝わねばならない。
「母の日」であって「妻の日」ではないのだが、「カカァ」という存在は男にとってはどちらも似たようなもの。「日ごろの感謝を込めさせていただきまして」庭仕事、クローゼットの整理などなどに精を出す予定。自分の時間は夕飯が終わってからになりそうだが、胃の調子も良くなって酒を飲んだら寝てしまうかも。

寸暇をついて簡単にブログを。

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1980年2月25日、東海道線・根府川での「銀河」。
この日はEF5861号機も動いていなかったはずなのに、ノコノコ出かけたのは荷物32列車で47号機が上京することと、数日前に買ったばかりのペンタックス6×7を使ってみたかったから。

根府川での上り列車を撮るこのアングルは編成に架線柱がかかってしまうため、あまり好みではなく9月に同じ「銀河」に大窓の53号機が充当されたときはもっと線路に近づいて撮った。
ここでの写真は数多く出回っているから、見飽きている人も多いかと思うが、今もこの場所で撮影が可能だったら間違いなくさまざまなトラブルが起きていただろう。

(写真、文:U)

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2020年5月 8日 (金)

EF5861の「つばめ」

 振り返ると信じられないのは東京五輪開催の判断を5月29日をめどにしていたIOCのトーマス・バッハ。状況が悪い方に展開することが予想できなかったなどと弁解しても今さら恥の上塗りでしかなく、それに雷同していた日本の関係者は現在、自らの発言をどう思っているのかお尋ねしたいもの(安倍、森、山下、小池などなど数多。もっとも、会見でそんな質問をできる骨のある記者は大手マスコミにはいないのだろうが…)。

それに比べりゃ営業を続けるパチンコ屋の問題なんぞ屁のようなもので、五輪の延期(または中止)をもっと早く判断しなかったことを棚に上げ、何を今さら偉そうに重箱の隅をつつくのか。店の名前を公表するなどと「脅して自粛要請」する目尻の垂れた女の厚顔に吐き気を催す。

ところでアベノマスクはまだ届かない。もはや街で買えるというのに。
緊急事態と喚くわりには、とにかくやることがトロい。
それに「オンライン帰省」だとか「行動変容」とか「新しい生活様式」っていったいなんだ?おかしな言葉作るな!

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国鉄末期、EF5861の人気が高まり、さまざまなイベントが行われた中で最も注目されたのは東海道線で走った「つばめ」「はと」「平和」など、いにしえのヘッドマークを付けて走った臨時列車だったように思う。そしてこれを契機に61号機の人気にあやかったおかしなイベントものが辟易するほど続くのだが、この頃まではまだ新鮮で喜ばしいネタだった。国鉄史上、「つばめ」や「はと」はEF58が牽いた屈指の優等列車で、それをEF58の中のロイヤルエンジンが牽くのだからさもありなん。お召し列車とはまた違った魅力もあり、就職試験直前から社会人のひよっこという、趣味にかまけていられない時期にも関わらず時間を融通してどうにか撮影にありついた。

これは1982年7月25日、藤沢~大船で撮影した9002列車「つばめ」。14系座席車×14両で前日、東京を発ち翌日に大阪から戻ってきた列車。
このネガ、実は現像ミスで画面の片隅に傷がついてしまったが、外出自粛のゴールデンウイーク中、修整を加え何とか見られるまでに回復させた。
ニコンF2にF4の200ズームで撮ったコマで、このころのズームレンズは単玉に比べると画質が悪く、天気の悪さとも相まって今ひとつスッキリしない。もっともASA1600まで増感したのだが。

(写真、文:U)

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